DeNA編集部

2017.10.11

プロ級の剛速球が投げられる!?"野球の未来"を作るハッカソン作品を公開

横浜DeNAベイスターズが運営する、企業やクリエイター、エンジニアなど様々な人・組織・情報とともに次のスポーツ産業を共創していくことを目的とした会員制シェアオフィス&コワーキングスペース「CREATIVE SPORTS LAB(THE BAYS内)」。その第一弾プロジェクトとして、6月から7月にかけて『超☆野球』開発プロジェクトが開催されました。

最新のテクノロジーを用いて身体・道具・フィールドなどを拡張させ、新しい野球の可能性を創造することを目指すハッカソン形式のプロジェクトは、約35名が参加、6つのチームに分かれアイデアの実現に向けた開発が行われました。

横浜スタジアムでお披露目!スポーツ×テクノロジーで描く未来とは

20171011_img02.jpg

ⒸYDB

プロジェクトでははじめにアイディエーションを行い、150ものアイデアが書き出されました。それらをもとにチームごとに実際の開発が行われ、最終審査で2つの優秀賞が選ばれました。プロジェクトの様子はTHE BAYSのイベントレポートからご覧ください。

【イベントレポート】「超☆野球」開発プロジェクトDAY1&2:http://www.baystars.co.jp/thebays/news/20170814-01.html
【イベントレポート】「超☆野球」開発プロジェクトDAY3&4:http://www.baystars.co.jp/thebays/news/20170824-01.html

20171011_img03.JPG

そして10月1日、横浜スタジアムで「『超☆野球』開発プロジェクト」の作品発表会を開催。優秀賞に選ばれたの2作品を野球の観戦に訪れたお客様にお披露目しました。この日は横浜DeNAベイスターズのCS進出が期待される試合日でもあり、多くの観客の皆様に作品を体験いただきました。

プロ野球選手のように「誰でも剛速球が投げられる」ピッチングツール

20171011_img01.JPG

優秀賞作品1つ目は「超☆ピッチング」チームによる、"誰でも剛速球を投げられること"を目指したピッチングツール。ラクロススティックと強靭なバネを3本使ったピッチングツールの重さは約10kg。「誰でも扱えるツールを目指していましたが、剛速球を投げるためにアームを長く、バネを強くと考えると、ある程度の重さが必要になりました」とチーム担当者。

ラクロススティックのヘッドにボールを設置したら、紐でアームを手前に引き出すように引っ張ります。アームの長さを腕の約2倍とることで、理論上は人間の実力の倍の速度でボールを投げられるとのこと。今後はリリースポイントでさらに加速させられるよう、デジタル制御など検証を進めていく予定です。

20171011_img04.JPG

▲筆者も体験。リュックのように背負いベルトで固定したら、安全のためヘルメットを装着します。

20171011_img05.JPG

▲ピッチングのコツは「体全体を大きく沿って振りかぶること」と担当者。ボールを前へ飛ばすことはできましたが、アーチの先の的まで届くためには、まだまだ練習が必要でした。

20171011_img06.JPG

▲「とても面白かったです。少し重かったですが、男性なら問題ないです。私は左利きなので左利き用があるといいですね」と体験者。

ファンが横浜の街を青く染める!ファングッズは実用化に期待も

20171011_img07.JPG

2つ目の作品は「超☆ファングッズ」チームによる、インタラクションによって青く光るファングッズです。ファン同士が近づくとグッズが光りスタジアム周辺が青く染まるイメージで開発を進めています。

20171011_img010.JPG

▲作品発表会では、横浜スタジアムや日本大通りなど、横浜の街が青く染まる未来図も。

「ファンを盛り上げるグッズ開発の中で、最初は応援歌にあわせて光るウェアなどいろいろなアイデアが出たのですが、ディスカッションの中で"ファン同士が近づいたらグッズが光る"というのは面白いよねとなりました。朝起きてからスタジアムに着いて帰るまでの一連の中でファンが盛り上がれるようなストーリーがあると良いなと。今はグッズ同士をくっつけないと光らないのですが、今後は1m程度の距離に近づくと光るような仕組みにしたいです」と開発者。

野球の枠を超えて、新しいアイデアが生まれる環境

20171011_img09.jpg

ⒸYDB

『超☆野球』開発プロジェクトは、現代のテクノロジーでスポーツを再発明する「超人スポーツ協会」とともに進められました。参加者は超人スポーツ協会メンバーに加え、公募でお申込みいただいたエンジニアやプログラマー、工学を専門とする大学生などが参加。野球や横浜DeNAベイスターズに関心のある方だけでなく、このプロジェクトをきっかけに横浜スタジアムで観戦し野球に興味を持ったという方も。

本プロジェクトを推進した横浜DeNAベイスターズの経営・IT戦略部石野貴久さんも本プロジェクトに期待を込めます。「今回の作品を実用化するためにはまだまだ考えなくてはいけないことがあり時間はかかるのですが、『超☆野球』開発プロジェクトではいろいろなアイデアを出した参加者が特段野球に興味がある人ではないというのもひとつのポイントです。今回は我々のようなスポーツ業界ではなくIT業界などテクノロジーに精通した方々に多く参加していただきました。スポーツ産業だと思われていないところでも、テクノロジーを使ってスポーツ産業を広げられるという可能性を感じました」。

野球の枠を超えて新しい視点でアイデアが生まれる『超☆野球』開発プロジェクト。作品発表会で紹介された作品以外にも、センサーを内蔵することで球速・回転量によって色の変わるボールや、選手の動作や息遣いといった振動が伝わる観客シートなど様々なアイデアが開発されました。今回生まれたアイデア近い将来横浜スタジアムで見る日が来るかもしれません。

【イベントレポート】「超☆野球」開発プロジェクトDAY1&2:http://www.baystars.co.jp/thebays/news/20170814-01.html
【イベントレポート】「超☆野球」開発プロジェクトDAY3&4:http://www.baystars.co.jp/thebays/news/20170824-01.html
THE BAYS:http://www.baystars.co.jp/thebays/

DeNAのアプリ