プレスリリース | PRESS RELEASE

活動報告08年7月19日 夏のアファンの森を訪問 ふたたび森づくりのお手伝い

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東京では梅雨明けしたところでいきなりの猛暑となったこの日―2008年7月19日、3連休の初日に、DeNA社員17名で再びアファンの森を訪れました。
2007年10月13日の訪問と同じく、今回の訪問の目的は、『森づくりのお手伝い』でした。
日々森のお手入れをなさっているアファンの方々に比べれば、私たちが出来ることなどほんの少しに過ぎませんが、それでもそのほんの少しでもお役に立てればと思い、再び黒姫にお邪魔させて頂くことになりました。

新入社員の私は、前回の2008年5月4日の訪問に参加出来なかったこともあり、次の訪問には絶対参加しようと心に決めていて、やっとアファンに初めて行けるこの日を凄く楽しみにしていました。

しかし、連休初日ということもあって、行きのバスが渋滞にはまってしまい、予定より到着時刻が遅れることに・・・。
バスの中、社員は皆早く森へ行きたくてたまらない様子でした。

ようやく黒姫に着いてバスを降りると、なんと清々しいことか・・・。
DeNAの本社のある新宿とは同じ日本とは思えない程、涼しく、澄んだ空気でした。
田舎生まれの私にはどこか懐かしく感じる風景を目の前に、改めて自然の雄大さを感じ、1人で感動してしまいました。

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迎えてくださったアファンの森の方々はとても温かく、森のことを丁寧に色々とお教えくださいました。
どうして森の再生には手入れが必要なのか、高校の生物で教わったことだったかと思いますが、森を目の前にして改めて実感することが出来ました。

ただ木を植えれば良いというように私が思っていた程、森の再生というのは簡単なことではありませんでした。
藪になっている部分をちゃんと手入れしてあげないと、次世代に元気な木が育たないのだそうです。

『本当の森』というのは、同じ姿をしていることは一日だってないんだ、毎日違うよ。
と森の達人、松木さんは言います。
一見緑でも、同じ種類の同じ世代の木ばかりが生えているところは森とは言えず、『本当の森』とはいろいろな樹の種類、そし て幼木から若木や老木まであって、土の中には次世代の木が控えていることが大切だと教えてくれました。

『本当の森』まで再生させるのはとても大変なことで、テレビなどでよく聞くことですが、自然というものは一度失われると元の姿に戻すのは非常に難しいのだということを改めて知りました。
まだまだアファンの森でも『本当の森』と呼べる箇所は少ないのだそうです。
私たちの力では出来ることは本当に少ないかと思いますが、少しでもこの森の再生の力になれればと心から思いました。

到着時刻が遅れたこともあり、先にお弁当を食べてから作業にうつることになりました。
初めて食べたおやき弁当は、何故か少し懐かしく、朝ごはんを食べ損ねていた私の五臓六腑に染み渡っていきました。
お弁当を食べて、早速作業の場へと向かいました。

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さて、実際に私たちがお手伝いさせていただいたのは、前回、前々回に引き続き、同じ場所の藪刈りです。
さぁ取り掛かるぞという際、一度参加したことのある者は流石、臆せずどんどんと藪の中に入っていっておりましたが、初心者の私はというと最初はなかなかその藪の中に踏み込めず、手前の小さな藪を刈ることに専念しておりました。
しかし、やってみるととても楽しくて、気付けばすぐに奥の方へと入っていっておりました。

日ごろから作業をしていらっしゃるアファンの森の方々と違い、のこぎりを上手く使えない私たちは、同じ作業でも時間も体力もかかります。
東京と比べて涼しいとはいえ、皆気づけば汗だくになりながら作業していました。
普段パソコンの前にいることが多く、体を動かすことの少ない私たちにとっては、久しぶりの気持ちの良い汗だったと思います。

社風が表れているなぁと感じたことですが、皆小さな枝葉を刈るより、大物狙いの者が多く、時間が経つにつれあちこちから
「木、倒れまーす」
という声が聞こえてくるようになりました。
一番大きなもので、直径30センチはあろうかという大木を切り倒した者もいました。
余談ですが、この大きな木はその後樹皮をはがして乾燥させ、『木材』→『アファンの中の小屋の柱』として使うのだそうです。
樹皮をむかれたその木は、外から見ただけでは分かりませんでした が、水分を沢山含んでとても綺麗な色をしていて、立派な『木材』→『柱』になるだろう予感をさせてくれました。

あっという間に作業時間が終わり、作業に熱中していたところ、はたと我に返り辺りを見回すと、いつの間にやらまったく違う景色になっているように感じました。木漏れ日が心地よく降り注ぎ、もともと気持ち良かった空気がよりいっそう清々しく感じられました。
必死になって作業したからこそ余計に強く感じられた清涼感だったのかも知れません。

作業の後は、森の中を散策させていただき、ツリークライミングを紹介していただきました。
ツリークライミングは専用のロープやサドル、安全保護具を使って木の上に登るというものだそうです。
木と仲良くなろうというコンセプトのもと、今はカナダ、ドイツ、デンマーク、フィンランド、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、台湾でも広まりつつあるアメリカ発祥の体験活動です。
ツリークライミング、訳すれば「木登り」ということなのですが、木登りというにはちょっと本格的な高さで、ビル5階分くらいはあろうかというところまで上っていらっしゃいました。
ロープとサドル、足の曲げ伸ばしの力を使えばスルスルっと上に上れるのだそうです。
簡単にやってらっしゃいましたが、おそらく結構な体力が要るのではないかと思いました。
木の上から見る森は、普段私たちが下から見上げるものとは全く違っているそうで、是非私もその壮大な風景を目にしてみたくなりました。
森も、私たちの知らない幾つもの顔を持っているようです。

見たこともないきのこが生えていたり、今ではすっかり珍しくなったカブトムシがいたり、良い匂いのする山椒があったり、普段触れ合えない世界が大きく広がっていました。
散策をしながら、森に住む生物たちの写真を見せていただきました。
どの生物もかわいらしくて、本当にここには沢山の生命があふれているのだと改めて感じました。

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東京に移り住んで早3ヶ月―
こんなに自然と触れ合える機会を持てるとは思ってもいませんでした。
帰りのバスの中、社員も皆やはり少し疲れてはいるものの、なんだか朗らかな顔をしていました。
森の力に癒されたのでしょう。自然とは本当に偉大です。
今回は予定していた時間より滞在時間が短くなってしまったため、次回はよりじっくりと森での時間を過ごしたいと思います。

アファンの森の皆様、次回もよろしくお願い致します。(2008年新入社員まつなが)

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