プレスリリース | PRESS RELEASE

2014年度アファンの森活動報告 ~親子プログラム 生きもの探したり、木登りしたり~

DeNAは、CSR活動の一環として、長野県黒姫地方にある「アファンの森」の森林再生活動を行っています。アファンの森は、DeNAやその他多くの企業が支援しているC・W・ニコル アファンの森財団が管理し育む、豊かな自然がそのまま残っている森です。昨年に引き続き、今年もアファンの森財団の協力の下、親子でアファンの森を訪れ、森の大切さを学ぶ活動を行いました。

2014年8月3日快晴。この日、DeNAのスタッフから、9家族(大人12名、子ども15名)の親子がアファンの森を訪れました。木漏れ日がキラキラと輝き、森も歓迎してくれているかのようです。移動に多少の疲れが見られた子どもたちの顔も、自然とほころびます。

森に入ると、アファンの森財団のスタッフの方が出迎えてくれました。
ガイドさんは森の入口で、小さな沼にいるおたまじゃくしや、捕まえたばかりのトンボを見せて、アファンの森に棲む生きものについて教えてくれます。

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今までに見たこともないような虫や植物、キノコなど、大人も子どもも興味津々。不思議な「生きもの」を見つけては、ガイドさんに「これなんですか??」と質問する、とても賑やかな道中です。

そして森に入って歩くこと数分、木に黒い影を発見しました...。
「カブトムシだ!」
子どもたちも沸き立ちます。それも、一匹どころではなく何匹もいます。ガイドさんは、高いところにいるカブトムシを網で優しく捕まえると、子どもたちに渡しました。まだ始まったばかりの「探検」ですが、子どもたちはすでに森での楽しみを見つけ始めているようです。

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水辺での本格的な生きもの探しの前に、ロッジでアファンの森の説明を聞きます。かつて荒れ果てた暗い森であった場所が、人が手を入れ自然の力を回復させることによって、光の入る明るくていきいきとした森に変わりゆく過程。そしてそこに棲む生きもの達。職員の方の解説と、様々な森の表情が映された写真から、アファンの森の変遷と、森やそこに棲む生きもの大切さを学んでゆきます。

その後は、待ちに待ったお昼ごはん!地元の食材をふんだんに使い、地元の方々が作ってくれたお弁当を頂きます。和食をベースにしたその味わいは、まさに「ふるさとの味」といった感じです。好き嫌いのある子も、お父さんお母さんに促されて食べてみると、「...おいしい!」と一言。食べず嫌い、ひとつ克服ですね(笑)。

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お腹いっぱいになったら、水辺の生きもの探し開始です。

ひとりずつ網を渡されると、アメンボやイモリ、ヤゴ、川エビなど、様々な生きものが棲む水辺に向かい、各々「ここだ!」と思う場所で探し始めます。始めた当初は少し怖がっている子もいますが、慣れてくると積極的に生きものを見出すようになります。子どもたちの順応性の高さ、好奇心の強さには、本当に感心させられます。

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捕まえる方も一生懸命ですが、生きものの方も逃げるのに必死なので、なかなか簡単には捕まえさせてくれません。水辺で足場の悪い中、親子で協力しながら、少しずつ上手に捕まえる方法を見つけていきます。

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最初は子どもしか網を持っていなかったはずなのですが、気づくと大人達も網を持って生きもの探しに夢中になっています。
中には、父の威信をかけてか単に楽しかったからか、イモリを捕獲するため、気づいたら小川に入ってひざ下を泥だらけにしてしまい、お母さんに怪訝な顔をされて、半ば呆れられている「大きなおともだち」もいました(笑)。

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最初は全然捕まらなかった生きものですが、ふたを開けてみれば大収穫。かごやバケツには一杯の生きものたちが入っていました。

生きものを捕まえたら、次は観察です。顕微鏡を覗いてみると、ただ目で見る時とは違ったものが見えてきます。アメンボの胴体の芸術的な模様、ヤゴの全身を覆う短い毛、透き通った川エビの体に浮かび上がる黒い斑点、そのどれもが、子どもたちの好奇心をくすぐっていました。

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生きもの探しをひと通り終えたら、自然の遊具で遊びます。

「昔はよくやりましたね...」と腰に手を当てながら、木登りをする子どもたちを眺めるお父さんお母さん方。高い木をスイスイと登る子どもたちは、本当に怖いもの知らずです。誰が一番高いところまで行けるか競争する、快活な姿も見られました。

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森には、木に巻き付いたツタが作り出した、自然のブランコもあります。公園の遊具とはまた違った楽しさに、子どもたちにも笑顔がいっぱいです。その楽しそうな姿に、ついついお父さんお母さんも顔がほころびます。

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森で遊び終えたら、次はとうもろこしの収穫です。辺り一面に広がるとうもろこしは、子どもたちの背丈を優に超え、とうもろこし畑の中に入って行ったら迷子になってしまいそうです。そんな中に分け入って立派なとうもろこしを収穫し、誇らしげに抱える姿には、たくましさを感じます。

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「とうもろこしは、獲って30分以内に生で食べるのがうまい!」と熱を込めて説明するガイドさんの声に促され、収穫したとうもろこしを食べる子どもたち。生で食べるとうもろこしはとても甘く、美味しそうに食べていました。

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子どもたちがとうもろこしを収穫している間、大人も森のアロマ講座を受講します。茶道でよく使われる「黒文字」の木や、まな板などに使われる「あすなろ」の木から精製した香料から、アロマスプレーを作ります。大人たちが真剣な眼差しでアロマを調合している所に、とうもろこし収穫から子どもたちが帰ってきました。

アファンの森での一日も、そろそろ終わりに近づいています。

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最後に、ロッジに集まって各家族の親子一人ひとりから感想を発表しました。お父さんお母さんからは、「子どもが自分から積極的に生きもの探しをしたりする姿は新鮮でした」といった感想や、「ついつい自分が夢中になってしまいました(笑)」、「是非また来たいです」という声、子どもたちからは、「生きもの探しが楽しかった」、「木登りが楽しかった」、「とうもろこし美味しかった」などの感想が挙がりました。

昼、アファンの森について説明して頂いた時、職員の方はこのように語っていました。

「アファンの森は、人間のためだけの森ではなく、そこに棲むあらゆる動植物たちのための森です。ハチやマムシなど、人間に害を与える生きものもいますが、それらの生物も森にとっては欠かせない大切な生き物たちです」

「アファンの森の再生活動を始めたC・W・ニコルさんはこう言っています。『木立に入っていって、大きく深呼吸をしてみてください。感じましたか?森も一緒に呼吸していることを。そして、あなたも森の一員であることを。森は、あなたのことをずっと忘れないでしょう』」

たとえこの言葉自体を忘れてしまっても、子どもたちの中にはその本質的な意味が、アファンの森で遊んだ思い出と共に心に残っているはずです。

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