インターネットと子育てと ~プログラミング教育って?!~
インターネットと子育てというテーマで、これから気づいたことを記事に書かせていただこうと思います。
私は小学生の子ども2人を持つ母親です。IT業界で働きながらも、どうやってこどもたちにデジタルとインターネットについて教えていったらよいのか、と日々試行錯誤をしています。自分の子ども時代にはなかったデジタルツールやインターネット。
子どもたちには、使いこなして活用することができるようになってほしいと思う反面、子どもが安全に使えるかどうか心配…というのが母親としての本音です。このブログを通して、デジタルとインターネットと子どもの関わりについて、親の目線から考えていけたらと思います。
さて、初回のテーマは、「プログラミング教育」。
2020年には小学校での必修化が決まり、最近、習い事としても人気がでてきているそうですね。「それって必要?」「何をさせたらいいのかわからない」というのが、多くの方の感想ではないかなと思います。
DeNAでは、プログラマーを養成するためではなく、現在の子どもたちが将来働く上で必要となるであろう「プログラミングの素養や基礎知識」を、興味がある子どもだけではなく、全員が習得できるようにすべく、公教育でのプログラミング教育を推進しています。(詳しくはこちらから)
この夏休みに、こどもたちに体験いただく機会があったのでご紹介させてください。
DeNA恒例となったファミリーデーにあわせ、当日のコンテンツの一部として小学生向けプログラミング講座を開催しました。 全体で30名ほどの小学生が参加してくれました。
まずはDeNAのプログラミング教育担当の先生からレクチャー。 その後、パズルのような簡単な問題を、プログラミングでキャラクターを動かしクリアしていきます。DeNAのアプリはブロックを組み合わせるビジュアルプログラミングなので、初めてのお子さんでも楽しく学べます。 会議室に入って来た時には、何をするのかわからず、緊張していた面もちだった子供たちも段々に表情が楽しそうになってきます。
その後、自分の好きなキャラクターをカメラ機能を使って取り込み、ボールを飛ばすという動きをプログラミングでつけて、実際に動かします。 子ども達はすぐに課題をクリアして、そのあとはキャラクターを大きくしたり小さくしたり、 「鬼が飛んできた~おもしろいー!」「僕たくさんボール出してみる~」など、わいわい言いながら自由に作成します。 DeNAのカリキュラムでは、自分で作成する楽しみを大事にしているので、たった50分の授業でも、自分でオリジナルのものをつくって楽しみます。
わが子も参加したのですが、普段の勉強ではやる気を出すのに苦労する小学2年生の息子でも、プログラミングは別のようで50分集中して取り組んでいました。息子に、感想を聞いてみると「ボールをいっぱい飛ばすのがすごく楽しかった!思ってたよりも簡単だった!」とのこと。楽しんでくれたようで何よりです。
すでにプログラミング教育を実施している武雄市の小学校で、児童たちに回答してもらったアンケートでは、参加した子どもたち全員が「またやりたい!」と答え、楽しかった理由は「キャラクターを動かす」「作品を発表するところ」という通常の授業とは違った感想が得られました。
また、学習したプログラミングを活用して、卒業する6年生に対して、メッセージカードを作りたいという、自発的な取組みもあったそうです。
動くものを創造できる楽しみは、大人が思っている以上に子どもに響くようです。
プログラミングは楽しい!それだけでも子どもに体験させる価値はありそうです。