プレスリリース | PRESS RELEASE

DeNAライフサイエンスが「歯周病セルフチェックアンケート」を開発

第59回秋季日本歯周病学会学術大会・日本歯周病学会学会誌で発表

 DeNAグループのヘルスケア事業会社である株式会社DeNAライフサイエンス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:瀬川 翔、以下DeNAライフサイエンス)は、日本歯科大学 鴨井 久一名誉教授、京都大学 田中 司朗特定教授、日本医科大学千葉北総病院 鴨井 久博病院教授の協力のもとで研究を実施し、歯周病のリスクを簡単なセルフチェックで調べることができる「歯周病セルフチェックアンケート」を開発しました。

 歯周病は慢性的な歯肉の炎症を伴う疾患であり、成人の8割以上もの人が罹患しているという報告※もあるように現代社会において広く蔓延しています。また、自覚症状が少ない上に自身で歯周病の有無や重症度の判定をすることが難しいことから、口腔内に違和感を覚えた時にはすでに病態が進行して治療が困難になってしまい、歯を失うことに繋がる場合もあります。

※ 厚生労働省実施『平成28年歯科疾患実態調査』より

 DeNAライフサイエンスは、医師の協力のもと歯周病患者・非歯周病患者に対して歯周病の患者でみられる症状の有無を問うアンケート調査を実施し、臨床的な観点および統計解析により、歯周病と関連するアンケート項目を抽出しました。その結果、「年齢」、「歯肉の腫れ」、「歯の動揺」、「歯垢・歯石」、「口臭」、「歯肉の掻痒感」の6項目によって歯周病の罹患リスクを判定できることが明らかになり、これらの質問項目を含む「歯周病セルフチェックアンケート」の開発に至りました。

 「歯周病セルフチェックアンケート」は、統計解析及び臨床的観点からアンケートの再現性・妥当性が評価されたものであり、本研究は、自覚症状として捉えたアンケートの回答と歯周病の罹患との関係を明らかにした研究です。歯周病セルフチェックアンケートにより、個人の歯周病のリスクを把握することができるだけでなく、歯周病の疫学調査や検診で活用されることも期待されます。

 なお、本研究の成果は2016年10月8日(土)に開催された第59回秋季日本歯周病学会学術大会において発表し、『日本歯周病学会会誌』(第60巻(2018)2号)に掲載されました。

 DeNAライフサイエンスは、ヘルスビッグデータを用いて、病気になってから治す「シックケア」から、健康をケアし病気を予防する「ヘルスケア」への転換を促し、健康長寿社会の実現を目指しています。

<関連URL>
・『中高年の大学歯科受診患者における歯周病リスク評価のための新規セルフチェックアンケートの開発及びその評価』論文
https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio/60/2/60_70/_article/-char/ja 

・DeNAヘルスケア サイト
https://healthcare.dena.com

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