DeNA編集部

2017.01.27

7割が50歳以上のSNS「趣味人倶楽部」

DeNAが中高年のインターネットユーザを対象に提供しているソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」。2007年にDeNAの社内発のベンチャープロジェクトとして開始したので、実は10年近い歴史があります。現在はどんな方々が趣味人倶楽部を利用し、どんな活動を楽しんでいるのか?若者中心のSNSとどう違うのか?その現状と歴史をご紹介します。

利用者の70%が50歳以上、半数近くが定年退職済み

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上記左側のグラフは趣味人倶楽部利用者の男女別・年齢別の割合を示しています。70%が50歳以上、特に多いのが50~60代です。右側のグラフが示すように男性のほうが多めで、女性のほうが若干年齢層が低め。今や60代以上でも多くがパソコンやスマートフォンを使いこなす時代、いわゆる「シニア」の印象とは程遠い方々が、アクティブに趣味に励んでいます。

趣味人倶楽部の利用者を見ると、以下のグラフのように旅行や写真、音楽など多様な趣味を持ち、スマートフォン保有率も51.4%となっています。また、半数近くが定年退職済みなので、仕事・子育て・自分磨きに忙しい若年層よりも、自分の時間をたっぷりと趣味に使える方々が多いことも特徴です。

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実際に対面するオフ会は月2,000件

趣味人倶楽部の機能は、大きく「日記」「フォト」「コミュニティ」「イベント」に分かれており、若者ばかりのSNSにはあまり見られない交流のしかたも見られます。

「日記」には、他のSNSに多い「つぶやき」よりも、字数の多い文章が多めです。若者ばかりのSNSには写真や動画中心の投稿が増えていますが、趣味人倶楽部の日記には文章中心のものが多く見られるのが特徴です。 利用者同士のコミュニケーションの丁寧さも、一般のSNSとの大きな違いです。「ご感想をいただきありがとうございます」といった挨拶で始まるリプライや、自分のページへのアクセスに対して「ご訪問いただきありがとうございます」とお礼の言葉を送る例も珍しくありません。

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「フォト」(上の画面)には、写真を本格的な趣味としている方が多いため、スマホではなく高性能カメラによる品質の高い写真が多く投稿されています。特に風景、植物、鳥、電車などが人気です。

「コミュニティ」では特定のテーマに関心を持つメンバーが参加し、その中で情報やメッセージを交換しています。パソコンQ&A、温泉、ハイキング、映画、家庭菜園、美術館、旅行、カラオケ、ゴルフ、ウォーキング、社交ダンスなどテーマはさまざまです。

「イベント」はユーザがイベント開催を告知し、参加者を募集することのできる機能です。趣味人倶楽部のSNSとしての特徴は、何と言っても実際に対面する「オフ会」の多さ。開設から10年近くたつ現在でも、月に2,000件ほどのオフ会が趣味人倶楽部発で開催されています。映画好きのコミュニティであれば、飲み会に集まって映画談義。ゴルフやウォーキングも人気で、趣味人倶楽部で知り合った仲間で旅行するグループもあります。多くはもともと趣味人倶楽部のサイト上で最初に知り合ったメンバー同士なので、オフ会でもお互いをハンドルネームで呼び合う光景が一般的です。まず現実で会ってSNSで友達関係になるのではなく、その逆のパターンが多いことも趣味人倶楽部の大きな特徴となっています。

幅広い年代に味わってもらいたかったネットの楽しさ・便利さ

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趣味人倶楽部のもともとの起源は、DeNAの社内ベンチャープロジェクトです。開始した2007年当時、DeNAの主力事業は若年層向けの「モバゲータウン(現在のMobage)」や30代向けのEコマースでしたが、さらに上の年齢層にもインターネットの便利さ・楽しさを知っていただきたいという思いがありました。

そこで、中高年向けパッケージツアーに強いクラブツーリズム株式会社をパートナーとして、まずは「旅行」を中心のテーマにサービスを開発。50代以上の方々にも安心して使っていただけるサイトとして提供開始しました。やがて旅行以外にも多様な趣味ごとにコミュニティが立ち上がり、現在のような形となっています。2016年秋には新しいデザインにリニューアルしました(上の画面はリニューアル以前のものです)。

スマートフォンが幅広い年齢層に普及する中、趣味人倶楽部ユーザのようなアクティブで趣味に時間やリソースをたっぷりと使う方々は、どのようにインターネットを使いこなすようになるのでしょうか?趣味人倶楽部のこれからにご注目ください。

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