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株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:守安 功、以下DeNA)は、経済産業省と東京証券取引所の共同による、戦略的なIT活用に取り組む企業を選定する「攻めのIT経営銘柄2018」に選ばれましたので、お知らせします。
「攻めのIT経営銘柄」とは
経済産業省が、東京証券取引所の上場会社の中から、新たな価値の創造、経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なIT利活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」として選定・公表する制度。
DeNAでは、「インターネットやAIを活用し、永久ベンチャーとして世の中にデライトを届ける」を企業ビジョンに掲げ、ゲーム、オートモーティブ、ヘルスケア、ソーシャルLIVE、スポーツなど幅広い領域に挑戦しています。
審議会の評価コメント
「IT経営の社内生産性の向上と、ビジネスモデルの刷新や既存ビジネスの拡張も明確な目標を持って取り組んでいる。 業種属性としてこのような革新的かつ斬新な試みは行うべき業種ではあるが、目的が一貫して明確に示されている。 特に同社のオートモーティブ領域においては社会課題の解決に貢献することが期待される。 また、社内向けのビジネスチャットの導入は、単なる社内コミュニケーションの改善にとどまらず、 さまざまな業務プロセスの変革につながることが期待される。」
DeNAの取り組み事例
■インターネットやAIによる技術革新で新しいモータリゼーションを牽引
課題先進国である日本は、未だ世界が経験したことがない交通システムにおける社会課題に直面しています。DeNAではインターネットやAIを活用し、あらゆる人やモノが安心・快適に移動できるように、日本の交通システムにイノベーションを起こして行くべく多様な取り組みをしています。
2018年4月、次世代タクシー配車アプリ「タクベル」を神奈川県横浜・川崎エリアにて、一般社団法人神奈川県タクシー協会と共同でサービスを開始しました。2018年内にはAIを活用し、乗務員へリアルタイムに個別に走行ルートを推薦する「需要予測システム」を導入予定です。
このほか、日産自動車との無人運転車両を活用した新しい交通サービス「Easy Ride」の実証実験や、個人間カーシェアリングの「Anyca」などのサービスを展開しています。
■ビジネスコラボレーションツール「Slack」の全社導入と活用施策推進
近年従来の電子メールによるやりとりに変わり、企業等においてビジネスチャットによるコミュニケーションが浸透してきています。
DeNAでは、4年ほど前から各事業部が自発的にビジネスコラボレーションツールの「Slack」を利用し始め、ほとんどの部署で利用が浸透した背景を受け、昨年セキュリティ・コンプライアンス管理強化の観点からSlackの全社展開を行いました。
このツールにより会社全体の組織カルチャーの変化が徐々に見られており、他システムとの連携機能の実装を進めています。(総務・人事・IT部門などへの社内問い合わせに自動応答するAIチャットの構築、経費精算や財務会計システムと連携した承認ワークフローの一元管理、トイレの空き状況を通知するボット作成、など)
Slackをはじめ、引き続き有効なツールを導入、浸透させていくことにより、組織全体としての生産性及び創造性のパフォーマンス向上を図ることを目指しています。