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川崎ブレイブサンダースでは、DeNAがクラブを承継した2018年より、川崎市とどろきアリーナでのホーム観戦をファンの皆様により楽しんでいただけるよう、オリジナルグルメの開発に力を入れてきました。
本記事では、川崎ブレイブサンダースがファンの方々をどのように大切にし、Delight(デライト)を届けるためにどのような努力を重ねているかなどをご紹介します。
グルメ開発を担うチームのミッションは、来場してくださったファンの方たちにどれだけ満足していただくかの「満足度の向上」がミッションです。グルメやさまざまなイベントなどを通してダイレクトにDelightを届けられるよう努めています。
お客さまからのご意見が試合観戦中やSNSでの口コミなどでダイレクトに届けられるため、一つひとつご意見や反響を参考にしながら、グルメやさまざまな企画・サービスを通して「川崎ブレイブサンダース」というブランドを更にどう大きくしていくかを常々模索しながら挑戦し続けています。
アリーナグルメでは、川崎ブレイブサンダースのオリジナル開発グルメ、選手プロデュースグルメ、地域企業とのコラボグルメの3種類を展開しています。
グルメを目的の一つとしてアリーナに足を運んで欲しい、試合をより楽しんで欲しいとの想いで取り組んでいるのが、オリジナル開発グルメです。
例えば、今では看板商品にもなっている「THUNDERS Chips(サンダースチップス)」。
実は、川崎市とどろきアリーナではキッチンが使えないという課題を抱えていました。そのため、試行錯誤の結果、当日キッチンでの調理も必要なくお客さまがお腹を満たせて、チームの独自性を出せるものとして、オリジナルチップスにたどり着きました。味はもちろんですが、じゃがいものカットの仕方や硬さ、パッケージも全て独自に作っています。お客さまに更に喜んでいただくオプションとして、選手カードをつけるなど、食べるだけではない体験がファンの皆さまの楽しみの1つになっています。
今シーズンはこれまでの塩味やコンソメ味のチップスとは対極の甘い「キャラメルクリスプ」の提供も開始しました。相手チームの試合会場で試合が開催されるときにも販売をおこなっていますが、完売するほどの人気商品に成長しました。
2019年から開始した選手プロデュースグルメ。2022年も11月から販売が始まりました。
選手の個性や選手らしさなど、新しい一面をファンに伝えることで、ファンの方々により楽しんでもらえるきっかけになるよう取り組んでいます。
毎シーズン、各選手が1種類ずつプロデュースし12種類、さらに追加でメニュー開発をする選手もおり、約15種類のメニューを展開しています。
グルメ開発担当からいくつかの候補メニューを出して選手が選ぶ形式をとるのではなく、選手から「今年はこういうメニューをやりたい」と、積極的にメニューのアイデアを出してもらいながら開発を進めています。
ドリンクチケットをつけたいという選手や、カレー好きで有名な選手はスパイスにもこだわったりと、選手の個性や気持ちが伝わるラインナップになっています。ファンの方がとても楽しみにしてくださっていて試合開始前には完売してしまうほどの人気グルメになっています。
今後も、選手のいろんな想いや自主性、個性などを引き出しながら毎回変わった新しいメニューを出し続けていくことを目指していきます。
2022-23シーズン 選手プロデュースグルメ企画第一弾の「カレーパン」をプロデュースした長谷川 技選手からのコメントを動画にてご紹介します。
川崎市の地域企業とのコラボ開発グルメでは、高津区で醸造所を運営する「ブリマー・ブルーイング株式会社」との共同開発によって誕生したオリジナルクラフトビールを販売しています。
販売許可をいただくために、川崎市の衛生課に半年ほど通って何度も交渉を重ね、製造管理の徹底から売り子さんの手洗い場を設けたりと一つひとつハードルを乗り越えました。飲食での利益だけを考えると決して大きくありませんが、飲食はファンの皆さまの試合の満足度を上げる大きな鍵になると考え、重点的に力をいれています。
ビールをはじめ、川崎の地元の企業に積極的にお声がけをし、さまざまなコラボグルメ商品を開発しています。川崎ブレイブサンダースのマスコット「ロウル」を型取ったロウルドーナツはイクミママのどうぶつドーナツと、カワサキのり弁当はホテル縁道にご協力いただきました。
ロウルドーナツは、アリーナに来場された親子サポーターさまから「子どもがロウルドーナツが大好きでスタジアム観戦の際は必ず買っています。ロウルが大好きなんですよ」とのお声もいただくほどの人気です。
川崎ブレイブサンダースでは、今後も、スポーツを通して川崎市の街の盛り上げに繋げる、そしてアリーナのグルメを通して足を運んでくださった方々に川崎市の魅力を紹介するきっかけとなれるよう、さまざまな企業と協同しながらコラボ商品開発を続けてまいります。
川崎ブレイブサンダースは、グルメ開発やNFT活用など、常に新しいことに挑戦し続け、新しいスポーツのあり方を提案していくクラブであり続けたいと考えています。
これからも川崎ブレイブサンダースの選手をはじめ、コーチ、チームスタッフ、フロントスタッフを含むクラブ一同が「MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL」のクラブミッションのもと、川崎からバスケの未来をつくるために全力で取り組んでいきます。
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです