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「バーチャル警備システム」にDeNAが提供している技術

2019年05月13日
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   DeNAは、セコム、AGC、NTTドコモの各社とともに、世界初※1となるAIを活用した警戒監視などの警備や受付業務が提供可能な「バーチャル警備システム」の試作機の開発について、2019年4月25日に発表しました。
 「バーチャル警備システム」は、AIを搭載したバーチャルキャラクター「バーチャル警備員」が常駐警備サービスを提供するセキュリティシステムです。高反射率のミラーディスプレイに、等身大の「バーチャル警備員」の3Dキャラクターを表示し、常駐警備員が提供していた警戒監視、受付などの業務を提供します。
 本システムは、セコムがこれまで培ってきたセキュリティのノウハウに、AGC、DeNA、NTTドコモ各社の最新技術を掛け合わせて実現しました。その中でDeNAが提供している技術について解説します。
※1 2019年4月現在(セコム調べ)

技術① 音声合成技術

●音声合成とは
・テキストから音声を合成する技術
・音声をテキストに変換する「音声認識」とは逆の技術
・カーナビ、駅の構内放送、スマホの音声アシスタントなどで広く使われている
●「バーチャル警備システム」の音声合成開発
⑴ テキスト解析過程
・日本語の様々な単語の読みやアクセントが集約されたオープンソースの言語辞書をベースに、人名や固有名詞をより正しく読めるように登録
⑵ 音声生成過程
・警備の利用シーンを想定した大量の台本を作成
 例)「いらっしゃいませ、どうなさいましたか?」
・警備キャラクターのイメージに合った声優を選定
・ゲームやアニメにおける知見やノウハウを活用し、スムーズで高品質な音声収録を実現

●「バーチャル警備システム」の音声合成技術の特長
・深層学習の導入により、実際に語りかけているような自然な音声を合成可能
・今後は任意のテキストがあれば音声化できるため、高い拡張性を実現
・DeNAに所属する、音声合成技術とアニメ映像に携わるそれぞれのプロフェッショナルが集合した合同チームによる開発

技術② キャラクターデザイン(原案)

●「バーチャル警備システム」のキャラクターデザイン
・セコム様より警備そのものの理念や警備員としての姿に関するレクチャーいただいた上で、ふさわしいキャラクターを設定
・デザイン原案は、DeNAでゲームやエンターテインメント事業を手がけるスタッフが制作
・実物の警備員との大きな差分がないこと、一方で親しみやすさを出すようにキャラクターとしての微妙なバランスを意識した


 DeNAは、これまでのゲーム事業などで培ってきたエンターテインメントのノウハウと、AIの研究開発部門で磨かれた技術を活用し、エンタ―テインメントとAIという異なる領域を融合させる形で「バーチャル警備システム」に参画しています。引き続きさらなる開発精度の向上に努め、参画各社とともに2020年の実用化に向けて邁進してまいります。