ヘルスケア

リモートワーク環境下での健康経営の取組みを公開 個人の生産性は向上、運動不足解消が課題

2021年11月10日

 株式会社ディー・エヌ・エー(以下DeNA)は、2021年4月から、全社の健康経営を推進するChief Health Officer(CHO)にChief Medical Officer(最高医療責任者、以下CMO)の三宅 邦明が就任しました。この度リモートワーク環境下での健康経営に対する考えについて、初代CHOであるDeNA会長 南場 智子と三宅の対談記事(https://csr.dena.com/cho-office/)を公開しました。

 DeNAは2020年4月からリモートワーク制度を本格導入しており、より良い健康経営を行うためリモートワーク環境下の社員の働き方についてアンケート調査※を行いました。
※2021年1月~2月にかけてDeNA社員向けに実施

【Chief Health Officer(CHO)経歴】

三宅 邦明(みやけ くにあき)
株式会社ディー・エヌ・エー  Chief Medical Officer(CMO)・Chief Health Officer(CHO)
DeSCヘルスケア株式会社 代表取締役医師

1970年生まれ。1995年に慶應義塾大学医学部を卒業後、厚生省(現 厚生労働省)に入省。医師免許をもつ医系技官として20年以上に渡り勤務。
メタボリックシンドロームなどの生活習慣病、新型インフルエンザなどの感染症の個別疾患の対策立案に従事。また、医療情報の適切な提供から医薬品・医療機器の開発支援に至るまで各種施策に携わる。消防庁、在比日本大使館、石川県健康福祉部にも出向。
インターネットやAIを活用し、人々が楽しく継続的に健康でいられる仕組みを民間の現場から提供したいという思いから2019年4月DeNA入社、Chief Medical Officer(CMO)に就任。
2020年2月より新型コロナウイルス対策本部長、同4月よりDeSCヘルスケア株式会社 代表取締役医師。
2020年8月には厚生労働省 新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する厚生労働省対策推進本部事務局参与に就任。2021年4月よりDeNAのChief Health Officer(CHO)に就任。

<三宅邦明のコメント>
 DeNA全社の新型コロナウイルス対策本部長を担う中、リモートワーク下における社員の心身の健康維持を心配していました
 リモートワーク中心の働き方に移行してから、7割の社員は仕事のパフォーマンスが上がっていますが、8割の社員には体重増加など運動不足の様子が見受けられます。
 また、1割ほどの社員がチームでのコミュニケーションや在宅勤務環境の整備などに悩みを持つことも分かってきました。
 CHOとしては、IT等を活用した運動促進というポピュレーションアプローチと、マインドフルネスなどを活用したコミュニケーションの促進・心身の安定などのハイリスクアプローチを行い、アフターコロナの働き方も見据えながら、リモートワーク下における新たな健康経営のモデルを示していきたいと考えています。

【リモートワーク環境下の働き方に関するアンケート結果(抜粋)】 

出社率は10%以下を維持
 2020年3月以降、感染症対策の観点からリモートワーク主体の働き方を推進しており、 1日あたりの出社率1割未満を維持しています。社員の8割以上が月に0〜2日程度オフィスに出勤しています。

個人の生産性については7割以上がポジティブな回答。やりがいも上昇傾向
 リモートワーク下の個人の生産性・働きやすさについて社員の7割以上がポジティブな回答をしており、仕事のやりがいについては上昇傾向にあります。対して、部門外の社員とのコミュニケーションには課題意識も見られています。

 

運動不足解消は課題。悩みやストレスにも影響。
 通勤がなくなったことにより1日の歩数が大幅に減少するなど、運動不足については課題が見えています。悩みやストレスを感じていることについても、運動不足や体重増加が多く挙げられています。

リモートワーク前後の1日の歩数変化

 今後も、初代CHO南場の「社員一人ひとりが健康で絶好調であるように」という想いを受け継ぎながら、新しい生活様式に対応した健康経営のあり方を模索し、社員に対するサポート施策をより強化していきます。

アンケート調査結果の詳細はこちらをご参照ください。
https://csr.dena.com/pdf/2021.pdf

【DeNAのリモートワーク環境推進の取り組み】

リモートワーク下の労働環境サポート施策
・契約書類における電子捺印導入
・新卒・中途社員向けの研修やコミュニケーションの強化
・経営陣と社員が意見交換するオンライン会議を積極実施
・「子の看護休暇」制度の緩和
・手当・交通経費の見直し
・オフィスチェア・モニター等の自宅配送・自宅の業務用チェアや寝具の購入割引

健康的な生活を促す施策
・グループ会社 DeSCヘルスケアが運営するヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」のトライアル導入
・リモートで行う社内運動会「Fit Festa Online」を開催
・管理栄養士による在宅向け料理レシピ提供
・ヨガの定期講座や理学療法士による肩こり・腰痛解消講座などのオンラインコンテンツを提供
・心身を整える時間の確保を推奨・サポートする「自分メンテナンスプロジェクト」
・オンライン会議向けウェルネス啓発壁紙の制作
・その他、健康的なリモートワークスタイルのための啓発

左:社内オンライン運動会「Fit Festa Online」 右:オンライン会議向けウェルネス啓発壁紙
https://csr.dena.com/cho-office/download/からダウンロード可

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【健康経営優良法人・健康経営銘柄取得について】

 DeNAは2021年3月に、経済産業省及び日本健康会議が特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を取得。女性特有の健康課題や従業員間コミュニケーションへの対応を高く評価されています。なお、経済産業省と東京証券取引所が選定する「健康経営銘柄」にも、2019年、2020年と2年連続で選ばれています。