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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:守安 功、以下DeNA)と株式会社ZMP(本社:東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒、以下ZMP)は、2015年5月29日を目途に、自動運転技術を活用した旅客運送事業の実現に向けた研究・開発などを行う合弁会社を設立することに、本日合意しました。
1.合弁会社設立の目的
DeNA は、創業以来インターネット領域で様々なビジネスに挑戦し続け、さらに2004年より、いち早くモバイルに集中した事業を展開してきたことで、モバイルゲームをはじめとしたインターネットサービスの分野において、世界トップクラスのノウハウを蓄積してきました。また、その強みを活かし、他産業との協業によってシナジーを生み出し、お互いの事業価値を高めてきました。
ZMPは、自動車の自動運転技術開発用プラットフォーム RoboCar®シリーズ及びセンサシステムの開発・販売や移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転技術の開発を行っています。「Robot of Everything あらゆるものにロボット技術を応用し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションを掲げ、これまでに培った自動運転技術を様々な産業に展開しています。
この合弁会社では、 DeNAのインターネットサービスにおけるノウハウと、ZMPの自動運転に関する技術を連携させることにより、自動運転技術を活用した旅客運送事業(ロボットタクシーやロボットバス等)を実現するための研究・開発、さらに、開発された技術の提供などとともに、将来の利用者の開拓や利用促進を行います。今後、合弁会社の第一段階として、自動運転技術の向上やサービスモデルの仮説検証などの実証実験を重ねていく計画です。DeNAとZMPは共に、自動運転技術を活用した旅客運送事業を実現させることは、過疎化や高齢化の進む地域のお年寄りや子ども、障がいのある方など不便な生活を送られている方々のサポートの役割なども担う新たな交通手段を実現させることでもあると考えており、ロボットタクシー事業の実現を通じて、将来的には日本の地方創生・地域再生の一助にもなれればと考えています。
2.合弁会社の概要
※2015/5/29更新:正式な社名が決定したため本ページでの表記も正式なものに変更しております