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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:南場智子、以下DeNA)は、全国で初めてのインターネット公売専門サイト「日本インターネット公売」を8月より開設します。
インターネット公売とは、各行政機関が滞納処分の一環として、税金などの滞納者から財産を差し押さえ、売却する国税徴収法上の手続きの一部を、インターネットを利用して行なうものです。インターネットを利用することで公売物件をより広く周知することができ、インターネットを閲覧できる環境があれば、いつでもどこからでも誰でも参加できます。入札参加者の増加が見込まれることから、一般の公売と比べて高額での売却が期待できます。
DeNAは、これまでのインターネット公売の実績及び、オークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」を運営してきたノウハウを活かし、全国各地の自冶体向けにインターネット公売に参加しやすいプラットフォームを提供できるものと考えています。
≪「日本インターネット公売」の特長≫
①DeNAが運営する「ビッダーズ」(http://www.bidders.co.jp/)に集まる個人ユーザ(会員数438万人:5月末)と、不要品買取りサイト「おいくら」(http://www.oikura.co.jp/)に加盟しているリサイクルショップや質屋などの買取り業者(約2,600店)からの集客力によって入札参加者の増加を見込んでいます。
②インターネット公売に参加する自冶体など執行機関の公売物件が揃った段階で、任意の
スケジュールを設定し「日本インターネット公売」サイト上で開催することができます。
③出品から売却決定までの一連の作業ができる各執行機関専用ページを設けることで使いやすいサイト構成となっています。
④DeNAが既に運営しているシステムを活用した「見積価額算出支援サービス」※の提供をします。
※「見積価額支援サービス」・・・自冶体などの執行機関は公売を開催する際に、公売物件の見積価額を算出する必要があります。しかし、公売物件の種類が多い場合には何人もの精通者に意見を聞くなど、見積価額の算出は非常に困難な作業となっています。DeNAでは、国内最大のリサイクルネットワーク「おいくら」を運営しており、メール1本で参考価額を全国から聴取できる仕組みを構築しています。このネットワークを活用して、見積価額決定をお手伝いします。
「日本インターネット公売」 概要
・サイト開設時期: 8月上旬予定
・入札参加条件: 参加者は事前に「日本インターネット公売」の会員登録が必要となります。また、会員登録後も参加公売毎に事前申込みが必要です。
<自冶体などの執行機関公売実施必要事項>
・契約形態: 原則年度契約(応相談)
・準備期間: 出品物が揃った段階から1ヶ月程度を要します。
・準備が必要なもの:
・公売出品物件(品数、動産・不動産は問いません)
・公売出品物件画像、物件情報
・公売ガイドライン案
<公売保証金について>
公売保証金の有無を出品物毎に設定可能です。また公売保証金の収納方法に関して国税徴収法第百条に基づき、執行機関への現金納付とします。なお公売保証金を必要とする公売参加申込み時には、返還口座登録を義務付けており、執行機関側で確認できます。
◆DeNA インターネット公売の実績◆
・2005年2月横浜市初のインターネット公売を開催。以後、本年5月までに7回開催。
・2006年2月藤沢市初のインターネット公売を開催
※全国で初めて携帯サイトから参加できる公売オークションを開催
※公売保証金が不要のインターネット公売を開催