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DeNAグループのDeNAライフサイエンスが提供する遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」。唾液をDeNAライフサイエンスのラボに送ると、約3週間で自分がかかりやすい病気や体質の遺伝的傾向がわかります。結果画面では、日本人平均と比較した発症リスクだけでなく、予防につながる要因や発症を促進する要因を知ることができます。また、運動や、生活改善に役立つ食品や成分を効果的に摂取するためのメニューのレシピも見られるので、健康の維持や増進に活用が可能です。 しかし、「MYCODE」の目的はそれにとどまりません。
遺伝子に関する研究は世界各国で日々行われており、様々な病気や体質と遺伝子の統計学的な因果関係が明らかになってきています。しかし、これらは主に欧米人を対象に行われているため、日本人を対象とした研究データが不足しているのが実情です。
そこで、DeNAライフサイエンスでは、ユーザ参加型の研究プロジェクト「MYCODE Research(マイコードリサーチ)」を新たに立ち上げ、東京大学医科学研究所との共同研究を本格開始しました。「MYCODE」会員で研究参加に同意した方のWebアンケート(任意参加)の回答と遺伝子の関連を解析することで、まだ知られていない日本人の体質・病気に関わる遺伝子を探索し、体質・病気のリスク予測モデルを構築することが目的です。
今回は、現在研究を進めている項目の一部を紹介します。
写真:Graham Beards/CC Attribution 3.0 Unported via Wikimedia Commons
参考文献:Genetic susceptibility to norovirus GII.3 and GII.4 infections in Chinese pediatric diarrheal disease.
写真:trophygeek/CC Attribution 2.0 Generic via Flickr
参考文献:Genome-wide meta-analysis identifies six novel loci associated with habitual coffee consumption.、コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について
写真:Partha S. Sahana./CC Attribution 2.0 Generic
参考文献:Genetic Association of MPPED2 and ACTN2 with Dental Caries.
「MYCODE Research」では、上記のほかにも「男性型脱毛症(既往歴を含む)」や「身長」などに関する研究を行っています。DeNAライフサイエンスは、病気・体質と遺伝子の関係の解明や病気の予防法を開発するべく、今後も豊富なデータを活用した共同研究を推進していきます。
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