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秋も深まり、長距離界はマラソン・駅伝シーズンとなりました。DeNA Running Clubもマラソン、そして元旦に行われる全日本実業団駅伝(通称、ニューイヤー駅伝)に向けてトレーニングに励んでいます。
今回は、11月3日(木・祝)に行われた『第57回東日本実業団対抗駅伝』の様子をお届けします。
皆さん、実はニューイヤー駅伝には予選会があるというのをご存知ですか?
全ての実業団チームが出場できるわけではなく、東日本・中部・北陸・関西・中国・九州の各地区より出場枠が決まっているため、各地区の駅伝で上位には入らないとニューイヤー駅伝には出場できません。 DeNA Running Clubは東日本地区の所属。そのため、この東日本実業団駅伝で14位までには入らないとニューイヤー駅伝への切符を手にすることはできないのです。
東日本実業団駅伝は、全7区間・77.5kmを全26チームで争います。DeNA Running Clubは、以下の布陣で臨みました。
<1区:後藤田健介⇒2区:室塚健太⇒3区:ビダン・カロキ⇒4区:髙木登志夫⇒5区:木津晶夫⇒6区:須河宏紀⇒7区:高橋憲昭>
実は、スピードに定評がある髙橋優太選手、そして昨年のこの駅伝で区間賞を獲得した永井秀篤選手が故障で離脱していた中、直前にチームのエースである上野裕一郎選手が虫垂炎を発症するという予想外での出来事が... 上野選手は、今年の元旦のニューイヤー駅伝で3区区間賞を獲得しているチームの大黒柱。なかなか厳しいチーム状況である中、レース当日を迎えました。
レース前。 1区は後藤田選手。箱根駅伝でも区間賞を獲得したことのある力のある選手です。しかし1区出走は久々。緊張をほぐすかのように、入念にウォーミングアップを行い、スタート地点に立ちます。
見守る瀬古総監督。
そして号砲!
1区後藤田選手から2区室塚選手、3区カロキ選手と襷をつなぎますが、この時点で7位。なかなか波に乗れません。 ここで流れを変えたのが、4区髙木選手。今年度加入のルーキーが区間2位の快走で、3位まで順位を押し上げます。
ここで流れを一気に引き寄せ、5区木津選手、6区須河選手も力走し、7区アンカー高橋(憲)選手へ繋ぎます。 7区は後半で向かい風が強く厳しい状況でしたが、ベテランの高橋(憲)選手は、最後までペースを落とさず3位の座を守り切ってゴール! ニューイヤー駅伝の出場権を獲得しました。
ゴール後は全員で記念撮影。
今回の駅伝でも、たくさんのご声援をいただきました。本当にありがとうございます!
引き続き、気を抜くことなく、ニューイヤー駅伝に進んでいきます。
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