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横浜DeNAベイスターズとそのファンにとって、2016年は忘れられない1年となりました。球団創立から5年にして、球団史上初のクライマックスシリーズに進出。進退を分けたファーストステージ3戦目では、青に染まった東京ドームに響くファンの声援が選手達の大きな力となりました(東京ドーム戦のレポートはこちら )。
クライマックスシリーズ ファイナルステージでは、点差がわずかに及ばず敗退となりましたが、選手・ファンともに次期優勝への期待がいっそう高まる1年となりました。
そして、いよいよ2017年セントラル・リーグ公式戦が開幕!4月4日(火)から3日間にかけて行われた『OPENING SERIES 2017』は、本拠地開幕3連戦の幕開けとして大いに盛り上がりました。中でも、初日試合前に行われたセレモニーは昨年を越える規模となり、来場した多くの野球ファンを楽しませてくれました。
4日(火)、本拠地開幕戦初日ということで多くのファンが訪れた横浜スタジアムは、平日にも関わらず満席御礼。場内コンコース混雑緩和のため、この日より場内入場方法が変更されましたが、大きな混乱もなくスムーズに入場できました。
また、今年は3日間限定でYOKOHAMA STAR メガホン付チケットも発売。『OPENING SERIES 2017』 ロゴマークをつけたスター形のメガホンを持った観戦客も多く見られました。
18時、ビジョンに映し出されたカウントダウンが終わると突然ライトが消え、いよいよセレモニーのスタートです。はじめにスペシャルゲストの秦 基博さんが登場し、球団公式ドキュメンタリー「FOR REAL-ベイスターズ、クライマックスへの真実。-」主題歌である『青』が披露されました。さらに、リオデジャネイロオリンピック閉会式の花火演出を手掛けた花火演出家・池端信宏さんプロデュースによる盛大な花火演出も春の夜空を彩ります。
(C)YDBそしてもっとも会場を盛り上げたのが、キャプテン・筒香嘉智選手による異例の"始打式"!打席に立った筒香選手に向かって放たれた直径約2.5mの巨大なボールを見事打ち抜くと、中からベイスターズ色の風船が飛び出し、華やかなセレモニーを締めくくりました。
観客席の7割近くが青に染まる、まさに本拠地開幕戦らしい雰囲気の中で、いよいよベイスターズVS巨人の試合開始。
先発マウンドから今永選手の力投が続き、7回まで1-1の攻防戦を繰り広げますが、ここで今永選手が足の違和感を訴え無念の降板。8回、3番手の三上選手が奮闘するも勝ち越しを許し、さらに2ランホームランをとられ1-5とリードを広げられてしまいます。
厳しいムードが漂う中、ロペス選手がレフトスタンドへ大きな2号ソロホームランを放ち1点を返すと、代打・乙坂選手がツーベースを放ち一打同点のチャンスとなりましたが、惜しくもそのままゲームセット。終盤まで気の抜けない戦いとなりましたが、チャンスを掴むことはできませんでした。
(C)YDB初日以降の本拠地3連戦は、5日に2-4の黒星、6日に4-2の白星となり今シーズン初の本拠地勝利をおさめました。「優勝という高い目標を目指し、共に歩んでいただけることを願っています」というラミレス監督の言葉を胸に、横浜DeNAベイスターズの今後の活躍に期待です。
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