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6月9日(金)に開催される、若手Webエンジニア向けイベント「第11回若手Webエンジニア交流会(Twitter:#wakateweb)」。Web業界に携わるエンジニアメンバーで運営されるこの交流会ですが、募集後たった1日で抽選枠が埋まってしまうほどの人気ぶりなんだとか。
これまで様々な企業を会場に行われてきましたが、今回の第11回開催はDeNAのカフェスペースが舞台。当社のヒューマンリソース本部も開催場所の提供や交流会の運営協力として関わっています。そんな#wakatewebとはどんな交流会なのか、開催に先駆けて主催メンバーの一人にインタビューを行いました。
▲DeNAオートモーティブ事業部 蛭田慎也(ひるたしんや)
――さっそくですが、#wakatewebはどういったイベントなのでしょうか
エンジニアの交流会自体は多く開催されていますが、特定の技術領域に限定したイベントがほとんどで、発表者もある程度シニアなエンジニアが多くなってきているなど、若手が発表する場というのは少なくなってきている印象があります。そのような中で、若手のエンジニア同士が気軽に発表体験できる場を提供したいという思いから、#wakatewebは始まりました。もともとエンジニアの坂本氏(@takus)、三上氏(@shun0102)が2012年に立ち上げ、その後鈴木氏(@suzu_v)が加わり3名で始めた交流会です。
その後、初代メンバーが中堅に近い立場になったこともあり、次の若手への世代交代を決意。私の大学の同期である星氏(@kani_b)が初代メンバーのコンセプトを引き継ぎ、現在メインで運営しています。私は前回の第10回より運営メンバーとして携わっています。
交流会では多種多様な分野出身の若手エンジニアが、自身が興味をもっているテーマを5分程度で発表するLT(ライトニングトーク)があり、食事をしながらフリーに技術的な意見交換ができるカジュアルな交流会となっています。
――評判も上々と伺いましたが、#wakatewebの一番の魅力は何でしょうか
初代運営メンバーから引き継いだ、"違う会社で働く若手エンジニア同士が交流できる場"そのものが魅力のひとつです。また、LTに参加し発表することで得られる学びも感じられると思います。参加した若手Webエンジニアからも好評で、初代運営メンバーの頃だけでも9回開催されました。#wakatewebのハッシュタグも話題に上がったり、参加者間の新たな交流も生まれています。
▲第10回若手Webエンジニア交流会の様子
――ライトニングトークの内容はどういったものになりますか
運営側からテーマの縛りは特に設けていなく、登壇者自身の好きなトピックで発表してもらいます。第10回の内容を見ていただくと、その自由度も分かるかと思います。過去の発表内容だと、会社の業務とは別で独自で開発しているアプリの紹介や、社内での円滑なコミュニケーションの取り方など、若手ならではのフレッシュなプレゼンが印象的でした。
――今回はDeNA社内で開催されますが、#wakatewebは外部からの参加者が多いそうですね
参加者はWeb系の大手企業の方からフリーランスまで様々です。社内だけの勉強会だと、どうしても自社の開発スタイルや組織体制に基づいた話に偏ってしまいがちなので、#wakatewebは違う会社での技術の運用ノウハウ、チーム体制の話などを聞くことができる貴重なチャンスになると思います。自社ですぐに実践できるような話もあれば、自社で生かせない話もありますが、いずれにせよ最新の技術動向を知ることができるので、プラス面は大きいと思います。
――社外の人と交流することで"新しい気づき"があるのですね
社内だけでは気づけないことを見つけられるのもメリットですが、自分が今通常の業務で得ている技術が市場の中でどの程度通用するのか、といった自身のレベル感も知ることができます。話を聞いて、今の自分のスキルレベルなら、他社でも役立てると感じることもあるだろうし、逆に今のままでは他社では通用しないという危機感にも早めに気づくことができると思います。
社内で自分の担当分野のみをこなしてきたエンジニアと、新しいことにも積極的にチャレンジし技術を学んできたエンジニアとでは2〜3年でスキルレベルに差が出てくるので、業務外で自発的にアプリ開発を行っている方のお話など、良い刺激を受けられると思います。
――既に第12回の開催も予定されているそうですね
はい。第12回の開催は10月20日頃を考えており、今後は半年に1回のペースで定期的に開催する予定です。ただ、私も含め現運営メンバーが社会人5年目くらいになってきてしまったので、そろそろ次世代の若手に運営をバトンタッチすることも考えています。それに、#wakatewebは本来若手が若手のために運営するイベントであるべきだと思います。先にご紹介した初代運営メンバーの間では、#chukenweb(中堅Web)を作ろうか、なんて話も出ているそうです(笑)
――#chukenwebは社会人経験を踏まえた濃い話が聞けそうで気になります!では最後に、#wakatewebはどんな方に参加していただきたいでしょうか
新卒エンジニアや、まだ対外的な発表の場を経験したことのないエンジニアに参加いただき、まずは発表するイメージをつかんで欲しいです。そして次回の交流会では、ぜひ登壇者として参加してみてください。また中堅・シニア世代の方々にもお越しいただき、Web界隈で勢いのある若手の風に触れていただければ幸いです。
――ありがとうございました
フレッシュで勢いのある若手の活躍を感じられる#wakateweb。第11回の一般枠は6月2日(金)まで受付中です。また、今後も定期的に開催が予定されていますので、Twitterのハッシュタグ#wakatewebをチェックしてみては。
第11回若手Webエンジニア交流会:https://wakateweb.connpass.com/event/33013/
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