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タクシーに乗ろうとしているとき、なかなか空車のタクシーが捕まらない、さらにはタクシーがまったく走っていない、そんな経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
そんな中DeNAでは、AIを活用したタクシー配車アプリ「タクベル」の実用実験を9月12日から横浜市の限定エリアで開始しました。
「タクベル」は、タクシーの配車をスムーズに行えるサービスで、周辺を走行中のタクシーがリアルタイムで地図上に表示されるため、周辺を走るタクシーの空車情報が一目でわかります。アプリ上で指定場所への配車依頼が簡単に行え、事前にクレジットカードなどを登録しておけば決済も簡単。これまでの、タクシーをなかなか捕まえることができない、乗った後の精算が手間といった課題を解消し、より手軽にタクシーを利用することができます。
▲「タクベル」のロゴが貼られたタクシー
▲目的地までの経路・時間をスマホから確認可能
タクシー配車機能を持つアプリは既に他社でも展開されていますが、「タクベル」の特長として、配車までの早さ、安心で効率的にタクシーが利用できるための4つのポイントが挙げられます。
POINT1:空車のタクシーがどこにいて、何分で来てくれるかがわかる
周辺を走行中の空車タクシーが可視化され、迎車地点までの予想到着時間を事前に確認した上で指定の場所へタクシーの配車依頼を行える。
POINT2:位置情報、メッセージ機能などで効率よく出会える
迎車地点でタクシーの乗務員と効率よく出会えるよう、お互いの現在地を確認できる機能や定型メッセージを送り合える機能を実装、さらには向かっているタクシーの色やナンバーも確認できる。
POINT3:料金目安と所要時間が予めわかる
目的地を入力すると、タクシーの料金目安と所要時間が表示される。
POINT4:ネット決済でスムーズな降車が可能
ネット決済と車内決済を選択することができ、事前にクレジットカード登録をおこなうネット決済では、降車時にスムーズな支払いが可能。
▲「タクベル」利用時のアプリ画面
▲自分の現在地と周辺のタクシーが地図上で表示される▲利用者へ到着が遅れることを伝えるメッセージを送信する画面(タクシー乗務員側の端末)
「タクベル」は他社にはない特徴として、利用者と乗客双方の位置情報がわかり、迎えにくるタクシーの色やナンバーが分かるというものがあります。また、お互いに定型のメッセージを送ることができるため、これまでタクシーを配車したが、うまく落ち合えなかったなどの課題を克服できます。
さらに、「タクベル」にはAIを活用した「需要予測システム」を導入する予定です。こちらは、タクシーを運転する乗務員側の端末に表示されるもので、運行中のタクシー車両から収集するビッグデータとタクシー需要に関連する各種データを解析し、乗務員へリアルタイムにタクシー需要予測情報を提供します。
これにより、利用者が現在どこでタクシーを必要としているのかが分かり、利用者がタクシーに乗りたいと思ったときにすぐ近くにタクシーがいるという状況が生まれるのです。
また、現在タクシー業界では、深刻な乗務員不足という課題を抱えています。その課題を「タクベル」は、効率よくお客様を乗車させることで、最小限の乗務員で最大のパフォーマンスが発揮できるようにすることで解決していきます。さらには、「どの時間帯にタクシー利用者が増えやすいか」などこれまで乗務員個人の経験や勘に頼っていたノウハウをAIによる需要予測等で補うことができるため、若い方や未経験の方でも乗務員の職に就業しやすい環境を作っていきます。
▲AIを活用した需要予測が表示される(タクシー乗務員側の端末)
「タクベル」は横浜市と一般社団法人神奈川県タクシー協会の協力の下、横浜市の中区、西区及びJR横浜線沿線(東神奈川~長津田)周辺のエリアを対象とした実用実験を2017年9月12日から10月31日まで実施予定です。実用実験では、4つのタクシー会社計200台が参加し、1日に100台程度が走行します。
神奈川県内においては、2018年1月以降での実用化を目指しており、神奈川県以外の地域へも順次導入を進めたいと考えています。
利用者の利便性向上だけでなく、タクシー業界が抱える課題にも向きあうサービスとして、「タクベル」を全国に展開したいと考えていますので、みなさんも是非ご期待ください。
また先行モニターキャンペーンとして、9月12日16:00〜11月1日04:00にタクベルからタクシーを配車した方全員にAmazonギフト券500円分を進呈しますので、横浜の該当地域に起こしの際は是非タクベルをご利用ください。
タクベル公式サイト:https://dena-taxi.jp/
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