5月24日、「第92回日本産業衛生学会」にて、DeSCヘルスケア事業推進室データソリューショングループ グループリーダーの中野憲が、「ICTを用いた健康増進サービスによる生活習慣病予防の予備的評価」と題して発表(ポスターセッション※)を行いました。
本発表では、DeSCヘルスケアが健康保険組合向けに提供する健康増進サービス「KenCoM」を通じて、ユーザーの生活習慣病罹患リスクの低減効果について予備的な評価を行うための検証内容と結果について解説しました。
なお本評価は、DeSCヘルスケア 谷芳明、松島龍司、順天堂大学医学部総合診療科 先任准教授 福田洋氏との共同研究になります。
検証結果では、限られた対象における短期的な効果であり限界はあるものの、ICTを用いた健康増進サービスによる生活習慣病予防効果について一定の効果を示したとしています。健康増進サービス「KenCoM」がユーザーの生活習慣病罹患リスクに及ぼす影響について示唆されたことになります。
※ポスターセッションとは、学術的な研究の成果を学会などの会議の場で発表する方法のひとつで、研究発表のポスターを壁に貼り付け、発表者が出席者の質問に答える形で行われる。