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DeNAは、2020年4月からリモートワーク制度を本格導入しています。感染症対策の観点からリモートワーク主体の働き方が推奨され、1日あたりの出社率は1割程度で社員の8割以上が月に0〜2日程度オフィスに出勤となっています。リモートワーク中心の働き方に移行してから、7割の社員は仕事のパフォーマンスが上がっていますが、1割ほどの社員がチームでのコミュニケーションや在宅勤務環境の整備などに悩みがあるとの結果がでています(参考https://dena.com/jp/article/3679/)。
より多様でそれぞれのスタイルに合うような働き方の選択肢の一つとして、ワーケーションの検討を開始しました。DeNA初となる第一回目のトライアルは、長崎県壱岐市と和歌山県西牟婁郡すさみ町で実施しました。リモートワークで社員の交流が減っていることから、少しでも新たな繋がりが創出できるような設計がされました。
ワーケーションは、3月に3泊4日の日程で実施されました。DeNA社内から希望した20代〜40代の社員が、それぞれの場所に8名で計16名が参加しました。社員間の交流を深める目的から部署が異なる人同士でグルーピングされ、宿泊施設では相部屋で滞在してもらいました。また、滞在中に1日の有休を取得してもらうことで、その地の魅力も味わってもらう工夫もされました。
■参加者からのアンケート結果(参加者16名と同行者2名に実施)
参加者の目的:「普段とは異なる環境で休みたい・リフレッシュしたい」「普段とは異なる環境で仕事がしたい」「新しい人と出会いたい」「他部署の人との関係性を築きたい」などがありました。
実施してよかったこと:「普段交流できない他部署の人と交流できた」「環境を変えることでリフレッシュできた」「ワーケーションの開催地」「普段とは異なる環境だったことで、メリハリをつけて仕事ができた」などがありました。
ワーケーションを通じて参加者と交流することで、どのような変化があったか:「会社に対する好感度が上がった」「業務上のことを相談するようになった/相談できる人が増えた」「ご飯に行った/ご飯のセットをした」などがありました。
不便だったこととしては、「デュアルディスプレイがなかった」「ネット環境が不安定だった」などがありましたが、次に開催されたら「また参加したい」が9割で、参加者の満足度は総じて高かったようです。
DeNAでは、様々な働き方の幅がワーケーションによって広がる可能性があると考えています。今後、チームでの合宿や家族と共に行くワーケーションなど、様々な形を考慮しながら、新しい働き方の提案の一つとして実施をしていく予定です。
今回のワーケーショントライアルについてこちらに掲載をいただきました。ぜひご覧ください。