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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋⾕区、代表取締役社長兼CEO:守安 功、以下DeNA)が提供する、次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」は、2018年12月5日(水)からの東京都内※1でのサービス開始に伴い、新たな移動体験を様々な形で実現する取り組み「PROJECT MOV」を始動しました。その第一弾として乗客の利用料金が無料となる「0円(ぜろえん)タクシー」の走行を2018年12月5日(水)より開始します。
※1東京23区・武蔵野市・三鷹市
■「PROJECT MOV」について
「PROJECT MOV」は、利用シーンや個別のニーズに応じた新しい移動体験を実現するための取り組みです。その第一弾として、乗客の利用料金を無料※2にする「0円タクシー」を開始します。「MOV」は「0円タクシー」を通じて、乗客と交通事業者をマッチングする2者間モデルから企業などを巻き込んだ多者間マッチングモデルへと進化します。
また「PROJECT MOV」では今後、好みの車種やユーザ評価の高い乗務員を選択できる仕組みなどの付加価値の提供も予定しており、今後、技術革新・ビジネスモデル革新の観点から新たなモビリティーサービスモデルを創出していきます。
※2適用条件および注意事項は下記表内をご覧ください。
■「0円タクシー」サービス概要
「0円タクシー」は、多くのお客様により気軽にタクシーを利用いただくための選択肢を提供する取り組みで、契約スポンサーと「MOV」の広告宣伝費によって乗客が支払う利用料金を無料にするフリービジネスモデルです。
スポンサーは、「MOV」で配車できるタクシーの車体ラッピングや、車内での自社商品/サービスの宣伝を通じて、認知獲得や購買に繋げることが狙えます。タクシーの車内は閉鎖されたプライベート空間であるため、乗客と直接接触でき、そしてコミュニケーションの自由度が高い特別な空間であるため、広告媒体の中でも非常に効果的な媒体であると考えます。「0円タクシー」では車内での試供品提供やサービスの体験、車内専用コンテンツなど様々な広告を展開していきます。
乗客は「0円タクシー」が乗車可能範囲内にある場合、配車することができます。無料でタクシーを利用できるだけでなく、スポンサーの新商品や新サービスなどの情報をいち早く入手/体験することが可能となります。
タクシー事業者においては、これまでタクシーを利用していなかった層の取り込みが期待いただけます。また、タクシー事業者には、契約スポンサーと「MOV」両者からの広告宣伝費によって通常通りの乗車料金分が支払われるため、新たな収益モデルの構築に繋がります。
DeNAは広告宣伝費を活用することで「0円タクシー」を起点に「MOV」の認知獲得、またタクシー利用へのハードルを下げることで通常利用の乗客増加も見込んでいます。
■「0円タクシー by 日清のどん兵衛」概要
「0円タクシー」の初回スポンサーは、日清食品株式会社の「日清のどん兵衛」に決定し、12月5日(水)から都内の対象エリアで50台の運行を順次開始します。今回の「0円タクシー by 日清のどん兵衛(通称:どん兵衛タクシー)」では、タクシー車両に専用のラッピングと内装を施します。また、車内の専用タブレットでは日清食品がこの冬新しく提案する「日清のどん兵衛 天ぷらそば」にたまごを入れてさらに美味しくする「ツキを『招く』月見そば」のプロモーション動画が流れます。
「MOV」アプリを起動すると、周辺を空車で走行中の「0円タクシー」のアイコンが表示され、タクシー会社選択画面から「0円タクシー by 日清のどん兵衛」を選択することで利用いただけます。「0円タクシー by 日清のどん兵衛」にご乗車のお客様は利用料金を無料※3とするほか、12月26日(水)から31日(月)までの期間限定で、ご乗車のお客様に「日清のどん兵衛 天ぷらそば」をプレゼントします。
※3適用条件および注意事項は下記表内をご覧ください。
【“ツキのある”日清のどん兵衛 天ぷらそば】
月見そばとは、そばにたまごを落とし、たまごを月に見立てたもの。「日清のどん兵衛 天ぷらそば」にご家庭のたまごを落としていただくと醤油とだしと甘さがあいまったそばつゆにとろっとまろやかなたまごの濃厚さが加わり、劇的においしくなります。たまご1つで劇的にうまい、ツキを招くとろまろ月見そばをご賞味ください。
※詳細は日清食品のウェブサイトをご覧ください。
■「MOV」今後の予定
2019年2月からは、タクシー車内の乗客向け後部座席タブレットを設置し、3月までに15,000台の搭載を目指します。将来的には「MOV」で配車をしたお客様だけでなく、導入車両に乗車する全てのお客様がスムーズな決済ができるようなQRコード決済機能や、最適なコンテンツ配信をおこなうための性別・年代推定機能、提供コンテンツ拡充などを実施予定です。
さらに今後、AIを活用してタクシーの需給予測をしながら経路をナビゲーションするシステム「AI探客ナビ(仮称)」を導入予定です。運⾏中のタクシー⾞両から収集するプローブデータ(⾃動⾞が⾛⾏した位置や⾞速などの情報を⽤いて⽣成された道路交通情報)とタクシー需要に関連する各種データ(気象、公共交通機関の運⾏状況、イベント、商業施設などのPOI 情報、道路ネットワーク構造など)を解析し、乗務員をリアルタイムかつ個別にお客様が待つ通りまで誘導します。タクシーの運転手は目的地入力をすることなく、この「AI探客ナビ(仮称)」に従って走行することで、効率的に乗客を探すことができます。また、乗客はよりスピーディにタクシーを捕まえることができます。