東急株式会社(以下「東急」)、株式会社サイバーエージェント(以下「サイバーエージェント」)、株式会社ディー・エヌ・エー(以下「DeNA」)、GMOインターネット株式会社(以下「GMOインターネット」)、株式会社ミクシィ(以下「ミクシィ」)、渋谷区教育委員会の6者が推進する「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」(以下、本プロジェクト)は、2020年度、渋谷区立小中学校に対して提供する授業メニューを決定しました。
本プロジェクトを通じて育成していきたい人物像を「渋谷に集積した大手IT企業の支援による社会につながる・開かれた学習を通して、自らのアイディアを自由に表現する力としてプログラミングの技能を養い発展的に社会に活用する意欲を持つ人材」と定め、教育課程内で重視される「プログラミング的思考」に加え、「実践的な知識・技能=手段としてのテクノロジー」および「それを活用しようとする意志」を養うことを重視し、公教育支援を行います。
2020年度は本プロジェクトが渋谷区の重点項目として選定されており、渋谷区立の全小中学校に対し、4月から、各社が開発したプログラミング授業メニューの提供に加え、IT企業4社や東急グループのリソースを活用した講師やサポートスタッフの派遣支援、プログラミング関連のワークショップの開催、教員研修などを行います。
本プロジェクトでは、2020年度から始まる小学校におけるプログラミング教育必修化に伴い、次世代に必要な資質・能力を持った人材を渋谷から輩出する土台作りを進めることを目的に、2019年6月17日に「プログラミング教育事業に関する協定」を締結しました。活動の初年度となった2019年度は、プログラミングサマーキャンプや、課外活動支援トライアル、公開授業支援などの取り組みを行い、「子供が興味、関心をもつきっかけになった」などといった好意的な声が多く寄せられました。
東急、サイバーエージェント、DeNA、GMOインターネット、ミクシィ、渋谷区教育委員会の6者は、恵まれたICT環境と、IT企業の集積というリソースのある渋谷だからこそ可能な官民連携による本プロジェクトを通し、渋谷からIT分野において世界で活躍する人材の育成を目指すとともに、一連の取り組みを体系化し広く発信することで、日本全体のプログラミング教育を牽引し、社会における人づくりに貢献していきます。
本プロジェクトにおける2020年度の渋谷区立小中学校への支援内容の詳細については
こちらをご覧ください。