株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO 守安 功、以下DeNA)が2021年1月に無償で一般提供を開始した動作状況チェッカーが厚生労働省のホームページに「接触確認アプリの活用事例等」として掲載されました。 COCOA動作状況チェッカーとは、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」が正しく動作しているかを計測するシステムで、イベント・小売店・飲食店・施設などでの利用を想定しています。
DeNAは、2020年10月30日から11月1日で横浜スタジアムで実施した、Withコロナにおける大規模イベントガイドライン策定に向けた技術実証(
https://dena.com/jp/press/004656 )において、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の接触機能を確認する動作状況チェッカーの有用性を確認しました。そして、動作状況チェッカーを改良し、無償での一般提供を開始しましたが、この度の厚生労働省のホームページでの掲載を通じて、より多くの施設で「COCOA」の普及の取り組みが行われることを期待しています。
「COCOA」動作状況チェッカーについて
新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」はインストールしただけでは機能しておらず、インストール時にBluetoothとの連携を許可する必要や、インストール後もスマートフォン自体のBluetoothをオンにしつづける必要があります。
今回提供する「COCOA」動作状況チェッカーは、イベント(小規模なものを想定)や小売店・飲食店などの施設の入口にて、来場したお客様ご自身でスマートフォンから接触確認の信号が正常に発信されているかを、個人情報の取得なしにチェックできるようにするものです。イベントや小売店・飲食店などの施設において、端末(一般的なAndroidのスマートフォン・タブレット)をご用意いただき、特設サイトを開いてチェッカーを起動していただくことで、COCOAの接触確認の正常な動作を促すことができます。
「COCOA」の動作状況チェッカーを利用することで、施設ごとで「COCOA」稼働率向上への寄与と感染拡大防止の啓発をすることが可能になります。来場するお客様は「COCOA」の接触確認が正常に動作すれば、陽性者と接触した可能性が分かり、保健所・受診相談センター・相談センターなどの相談窓口のサポートにより、検査の受診などの対応を早く受けることができます。「COCOA」を正しく利用する方が増えることで、社会全体の感染拡大の防止につながることが期待されます。
参考:DeNAグループにおける新型コロナウイルス感染症に関する取り組み
「Delight and Impact the World(世界に喜びと驚きを)」をミッションに掲げるDeNAでは、withコロナの時代においても、皆さまの生活の変化に寄り添ったDelightを届けられるような各種取り組みをおこなっております。感染などの健康リスクおよび生活不安から従業員を守るだけではなく、DeNAのミッションの下に我々の事業を継続していくことで、あるいはそれ以外にもIT企業だからこそ可能な様々な手法を駆使することで、社会に貢献することを目指しております。