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株式会社DeNA SOMPO Mobility(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:馬場光、以下DeNA SOMPO Mobility)が運営しているカーシェアプラットフォーム「Anyca(エニカ)」は、直近1年間の新規入会属性の結果と、今年実施したユーザアンケート調査の結果をお知らせします。
「Anyca」の2021年1月~10月に新規会員登録したユーザの中で、20代は約61%と全体の半数以上を占めることが分かりました。サービス開始の2015年から2018年の20代の新規登録者割合は38%でしたが、ここ1年のコロナ禍を契機にクルマやカーシェアに興味をもった20代が増えていると予想されます。
2021年3月に「Anyca」のユーザを対象に実施したアンケートでは、クルマを保有していない20代の84.5%が「クルマを保有したい/保有を検討中」と回答しました。クルマを保有していない若年層では、クルマを買いたい(「買いたい」「まあ買いたい」と回答)と考えている割合は約4割にとどまるという調査結果※もあるなか、「Anyca」の利用者は購入意欲が高い傾向にあることが分かりました。
また、2021年9月に「Anyca」のユーザを対象に実施したアンケートでは、20代の90.6%が「月に1回以上の運転頻度」と回答しました。「Anyca」の一回のシェアの平均利用時間は31時間と、良いクルマに長い時間乗る体験をおこなうことで、クルマへの購入意向があがっていくことが考えられます。また、実際に『将来的にこの車を購入したい』といった利用後のレビューも多く見られます。
※引用「2019年度乗用車市場動向調査」 2020年3月 一般社団法人日本自動車工業会 https://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2019PassengerCars.pdf
20代のユーザが「Anyca」を利用する理由の第一位は「乗りたい車種があるから(車種が豊富で選べる)」の52.8%、第二位は「安いから/コストパフォーマンスがよいから」の27.1%という結果になりました。一方、30代も「乗りたい車種があるから(車種が豊富で選べる)」という理由が第一位でしたが、その割合は40.3%であり、20代の方が乗りたいクルマがあるから「Anyca」を利用していることが分かりました。また、2020年度に「Anyca」で20代が利用した車種のランキングを見ると、30代ではランキング上位に入っていない「マツダ/ロードスター」が6位、「トヨタ/86」が13位にランクインするなど、20代のほうがより憧れのクルマに乗ってみたい傾向があることが分かりました。
■アンケート概要
期間:2021年3月にアンケートを実施
対象:2020年に「Anyca」に新規登録した会員
人数:回答者数324人
期間:2021年9月にアンケートを実施
対象:2020年9月~2021年9月に「Anyca」に新規登録した会員
人数:回答者数950人
近年、クルマへの興味や、クルマ所有にかかるコストの高さから、都市部の若年層を中心にクルマ離れが加速していると言われています。その一方で今回の結果から、これまでクルマを持たなくても生活ができていた若者が、コロナの影響で、三密を避けてプライベート空間で移動できるマイカーへの需要が高まったと考えられます。
また、「Anyca」は個人の高級車や憧れのクルマだけではなく、ディーラーなどの法人のクルマもシェアすることができ、累計登録車種数は1,000以上と、若者が高い維持費を払わずに、乗りたいクルマに乗れるプラットフォームになっています。今回のアンケートでは、若者の間でも単なる移動手段としてのクルマではなく、高級車や憧れのクルマに乗りたいというニーズも多くあることが分かりました。
「Anyca」では、良いクルマを乗る体験をすることで、クルマへの興味が高まり、自身でもクルマを所有したいという気持ちが高まることも踏まえ、今後は自動車メーカーとのコラボレーション施策などをおこない、若者の車離れがなくなるよう、クルマの魅力を発信していきたいと思います。「Anyca」は、カーシェアを通じ、クルマの楽しい体験機会を重ねていくことで、よりクルマを好きになってもらうきっかけを今後も提供していきます。