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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟、以下DeNA)は、2022年4月21日(木)に横浜市(市長:山中竹春)とSDGs未来都市・横浜の実現に向けたサステナブルなまちづくりについての連携協定を締結しました。
横浜市は2018年に「SDGs未来都市」*1に選定され、SDGs達成と脱炭素社会の実現に取り組んできました。取り組みを一層加速化するとともに、脱炭素型ビジネスモデル・ライフスタイルへの転換を必要としている一方で、どこから取り組めば良いかわからないと感じている市民・事業者が多く、取り組みのきっかけを求められていました。
また、DeNAはスマートシティ領域において、スポーツを中心に、より便利な日常とワクワクする非日常を提供し、人々のQOLを向上させ、持続的に発展し続ける新しい都市空間を創造することをミッションに掲げる「Delightful City(デライトフルシティ)」構想を推進しており、これからのまちづくりに必要となる要素として、賑わいの創出はもとより賑わいの裏側で生じているエネルギー消費やゴミ廃棄等の問題にも配慮する「賑わいを支える仕組み」を整備するための行政や企業団体との連携に着目していました。
横浜市とDeNAは、2017年3月に「I☆YOKOHAMA協定」*2を締結し、これまでもスポーツ振興と地域経済活性化等について連携して推進してきたことから、このたび新たにサステナブルなまちづくりについての協定を締結することで連携の幅を広げ、相互の課題を解決するとともに、市民や来街者が楽しみながら脱炭素やSDGsの取り組みができる仕組みづくりや、企業・団体間の連携を加速化し、SDGs未来都市・横浜の実現に向けたサステナブルなまちづくりをともに推進していきます。
*1) SDGs未来都市・横浜…2018年に選定。2050年までの脱炭素化「Zero Carbon Yokohama」を宣言し、脱炭素化に向けた取り組みにも注力している
*2) I☆YOKOHAMA協定…DeNA、株式会社横浜DeNAベイスターズ、株式会社横浜スタジアムの3社と横浜市がスポーツ振興と地域経済活性化等に向けた包括連携協定として締結
連携により期待される効果
エンタメ、デジタル技術、そして賑わい施設を持つDeNAと、SDGsに取り組む市内事業者とのネットワークを持ち、ニーズの把握が可能で、SDGsのノウハウを持つヨコハマSDGsデザインセンターが連携することで、両者の強みを活かした、市民・事業者がSDGs達成に向けて参画しやすい機会の創出・拡大が期待されます。
主な協定内容
(1) 脱炭素・SDGs達成に向けた取り組みを市民・来街者が楽しみながらできる仕組みづくり
(2) ヨコハマSDGsデザインセンターのネットワークを活用した、事業者(企業・団体)の参画推進
具体的な取り組み
<行動のきっかけづくり>
多様な主体と連携し、楽しさ(Fun)とSDGs・脱炭素を両立した体験を提供します。
「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」(リゾートトラスト株式会社運営)に日本初(DeNA調べ)のバレーパーキング方式(※係員が利用者の代わりに入出庫するサービス)のEVカーシェアステーション*を設置(4月下旬~5月上旬開始予定)し、同ホテルとDeNAが共同で様々な体験を企画していくことで、来街者や市民が横浜のドライブを楽しみながら脱炭素にも寄与するきっかけを提供します。
*カーシェアリングサービスは株式会社DeNA SOMPO Mobilityが提供するAnycaを利用
さらに、今後は「横浜スタジアム」をはじめとする賑わい施設で市内企業・団体等と連携し、市民・来街者へのSDGs体験機会を創出するなど、引き続きSDGs・脱炭素に寄与する更なるFun体験の充実を予定しています。