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日本テクトシステムズ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:増岡 厳、以下 日本テクト)は、高齢者運転免許更新時等の認知機能検査におけるタブレットによる実施~採点~管理システム「MENKYO」が、神奈川県警察運転免許センターにて2022年5月23日(月)から本格導入されます。
神奈川県警察運転免許センターでは、2021年10月18日から「MENKYO」が試験導入されています。
この度「MENKYO」が本格導入されることにより、認知機能検査がよりスムーズに実施できるようになり、検査の効率化を図ることが期待できます。
※参考プレスリリース:
高齢運転者認知機能検査関連の法改正に準拠したタブレット式認知機能検査システム「MENKYO」を全国の県警・検査施設に提供 富山県警察本部・16の教習所にて本格運用を開始(2022年5月13日)
【「MENKYO」とは】
主に以下の機能を備えた、タブレットによる高齢運転者の認知機能検査システムです。
1.タブレット端末に設問を表示
2.ヘッドフォンを通じて音声検査ガイドを自動出力
3.タッチパネル上に受検者が専用ペンで自筆回答
これらの機能により、検査会場の環境に依存せずに受検者の聴覚能力に合わせた音量で検査ができるようになること、また受検者それぞれが個々のペースで進められることなどから、受検者それぞれに適した状況での検査が可能になります。
また検査結果の自動採点機能や採点補助機能により、結果報告書の作成が効率的にできるため、検査員の作業負担の大幅な軽減が期待できます。さらに、検査後速やかに結果を受検者にフィードバックすることができることから、受検者一人当たりに要する時間が短縮されるため、認知機能検査の予約待機問題の解消にも貢献することが期待できます。
「MENKYO」をベースとするシステムは、これからもDeNAヘルスケアの重要事業として、運転免許のみならず、自動車、金融、保険、自治体などに向けたサービス拡充・導入拡大を進め、高齢者の方を中心とした健康増進・医療費の適正化に貢献していきます。
これまで日本テクトが長年に渡って臨床研究、実証、施行実施を遂行して知見を蓄積して開発したシステムを、DeNAがさらなる機能・品質の向上、堅牢なセキュリティ対策を目指してシステムの再構築をし社会実装に臨み、今後もDeNAグループとして、高齢運転者認知機能検査をはじめ高齢者の方々の健康増進・医療費の適正化に貢献していきます。
【日本テクトシステムズ 会社概要】
日本テクトシステムズは、「穏やかに過ごして行ける社会のために」を目指し、「~for peaceful aging~」をコーポレートメッセージに掲げ、前身企業時代から20年以上培った、医療、とくに認知症分野での多岐にわたる知見とICT技術を活かして開発した認知機能検査実施支援システム等を全国の医療機関向けに提供しています。
画像診断装置用プログラム「MRI-TAISEKI」の医療機器認証取得(医療機器認証番号:303AIBZX00004000)や、高齢者運転免許更新時等の認知機能検査におけるタブレットによる実施~採点~管理システム「MENKYO」、20秒の音声で判定する認知機能AIチェックツール「ONSEI」など他にはないアプローチで社会問題である認知症に対峙する医療ICTベンチャー企業です。
なお、日本テクトシステムズは国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術/介護支援技術/遠隔医療AIが連携した日本式ICT地域包括ケアモデルの研究開発」に採択され、研究事業を推進しています。
URL:https://systems.nippontect.co.jp/