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株式会社ベネフィット・ワン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 白石徳生、以下ベネフィット・ワン)と株式会社ディー・エヌ・エーグループのDeSCヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:瀬川 翔、以下DeSCヘルスケア)は、DeSCヘルスケアが提供する、ゲーミフィケーション※1を取り入れ、楽しみながら健康づくりを目指すヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom(ケンコム)」とベネフィット・ワンの特定保健指導サービスの知見を活用した新サービスの提供に向け基本合意を締結いたしました。
2020年度の特定保健指導の実施率は、政府が掲げる目標45%以上に対して22.7%※2と伸び悩んでおり、生活習慣病予防や医療費適正化に向けて、実施率向上に向けた取組みが求められています。そのような中、2024年度より実施される「第4期特定健康診査等実施計画」※3では、新たにICTを活用した特定保健指導の推奨や成果を重視した評価体系が盛り込まれる予定です※4。
ベネフィット・ワンは、医療機関および保健師、看護師、管理栄養士などの豊富なネットワークを活かして、企業や健康保険組合を対象に、健診予約代行や特定保健指導、糖尿病の重症化予防事業など、疾病予防におけるワンストップサービスを提供しています。
一方DeSCヘルスケアは、健診結果閲覧や体重・歩数等のライフログ、アプリ内で開催する健康増進イベントの参加、健康行動を重ねるとポイント獲得ができる機能等を通して、利用者が楽しみながら健康増進を図れるヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」を提供しています。
そしてこの度、両社がこれまで培ったノウハウと技術を組み合わせ、特定保健指導対象者が参加しやすく、楽しみながら健康習慣の定着に繋げることができる、特定保健指導サービスの開発を進めてまいります。
同サービスを通じて、「第4期特定健康診査等実施計画」に基づいた特定保健指導の実施を目指す保険者を支援するとともに、特定保健指導の実施率・継続率の向上や医療費の適正化に寄与してまいります。
※1 ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用する取り組み
※2、4 出典:「第4期特定健康診査等実施計画期間における保険者種別の目標値について」(厚生労働省)
(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001000404.pdf)
※3 各保険者は「特定健康診査等基本指針」に即して、5年毎に5年を一期(第4期は6年)として、特定健康診査等実施計画を定める。第4期は2024年~2029年