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株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村 信悟)の子会社である株式会社アルム(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野哲平、以下 アルム)とファストドクター株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:菊池亮(医師)、水野敬志、(以下 ファストドクター)は、アルムのPHRアプリ「MySOS」とファストドクターが支援する往診・オンライン診療サービスの連携を開始しました。
MySOSは、アルムが開発・提供する、自身や家族の健康・医療記録を行い、救急時などのいざという時にスムーズな対応をサポートするアプリです。個人の医療情報(PHR:Personal Health Record)として、通院履歴、服薬履歴、かかりつけ医の情報などをユーザー自身で登録するだけでなく、医療機関から直接、健康診断結果やPCR検査結果、CT・MRI等の検査画像(DICOM規格)をMySOSで受け取ることができ※1、自身のPHRをワンストップで管理できます。
ファストドクターは、全国11都府県の医療機関から構成されている時間外救急の総合窓口(プラットフォーム)です。医療機関が空いていない夜間・休日に医療相談に応じ、症状の緊急度に応じて救急病院案内や夜間休日往診、オンライン診療などの適切な医療を選択できるよう支援しています。持続可能な地域医療の実現を目指し、全国で総勢約2,000名の医師(常勤医・非常勤医)が活動しています。
この度の連携により、MySOSからファストドクターの救急往診やオンライン診療の相談ができるようになりました。MySOSには、救急時の症状によって、すぐに医療機関を受診するべきかどうか判断の目安となる「成人・小児救急ガイド」が搭載されています。ガイドを使用しても判断に迷う場合には、ファストドクターに接続され、医療者に直接相談することができます。救急往診の必要性が判断された際には、MySOSに登録したPHRデータを医師に見せることで、診断・処方に役立ちます。
アルムおよびファストドクターは、ポストコロナ時代のニューノーマルな医療アクセスの手段として、スマートフォンひとつで夜間・休日でも医療相談や自宅での診療、かかりつけ医の案内を受けられるといった新しい医療サービスの普及を目指します。
また、本件は株式会社アルムにおける新たなモデルの構築と正しい情報・対策の発信を掲げる「公共交通インフラ基点ニューノーマル感染症予防ウェルネス事業」※2の取り組みのひとつです。
※1 健診結果やPCR検査結果の受け取りには医療機関のMySOS利用のご契約が必要です。検査画像の受け取りには医療機関が医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」をご利用いただいている必要があります。
https://www.allm.net/join/
※2 公共交通インフラ基点ニューノーマル感染症予防ウェルネス事業とは東京都による「令和4年度 東京都次世代ウェルネスソリューション構築支援事業(事業化促進プロジェクト)」において採択された株式会社西武ホールディングスとアルムの共同事業です。
https://www.allm.net/2022/08/30/15827/