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株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村 信悟、以下DeNA)の子会社である株式会社DeNAライフサイエンス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:砂田 真吾、以下 DLS)と横浜市(市長:山中 竹春)は、ゲノム研究プロジェクト「MYCODE Research」を活用した企業向けマーケティング支援事業を開始します。
2015年に開始したゲノム研究プロジェクト「MYCODE Research」では、MYCODE会員約12万人のうち、約9割の方に研究参加同意をいただいており、インターネットを活用することでユーザーコミュニティの個人が自らの同意の下で研究に参加して科学の発展に寄与できる、“Community-derived science”を実現しています。
一般的に研究参加者の募集は数ヶ月かかりますが、「MYCODE Research」では数日間で最大2,000名規模での募集を実現できた実績もあり、さらに試料提出やアンケート回答においても参加者の意欲が高いためタイムラグや回収漏れが少ないことも特長です。インターネットの活用による迅速かつ大規模な募集力とデータ回収率において高い評価をいただいており、開始以来これまで累計約40件のアカデミアや企業との共同研究を実施しています。
また横浜市は、デジタルヘルスケア分野での新技術・新製品の開発を支援する拠点を令和3年4月1日に開設しました。 この拠点では、IoT 分野の I・TOP 横浜と健康・医療分野の LIP.横浜の2つのプラットフォームのネットワークを活用して、横浜企業経営支援財団、木原記念横浜生命科学振興財団、横浜市が、スタートアップや中小企業の製品化に向けた支援や新たなビジネス創出の支援を行います。
今回、DLSと横浜市がデジタルヘルス分野の企業に対して、製品・サービス開発における支援として、「MYCODE Research」を活用した公募によるマーケティング支援を実施します。
この取り組みは、横浜市と包括連携協定を結んでいるDeNAの100%子会社であるDLSが、横浜市から助成を受けて「横浜市デジタルヘルスケアサポート拠点事業」を運営する木原財団と共同で実施する取り組みとなります。
DeNAライフサイエンスと横浜市は今後も、健康長寿社会の実現の推進となる研究活動・事業発展を目指します。