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青森県弘前市(市長:櫻田 宏)は、「健康都市弘前」の実現を目指し、株式会社ディー・エヌ・エー(東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:岡村 信悟、以下DeNA)のグループで、ヘルスケア事業を展開するDeSCヘルスケア株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:瀬川 翔、以下DeSCヘルスケア)が提供するヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」の導入を2023年11月20日(月)から開始します。
現在、弘前市では、市民が長く元気に生き生きと活躍する「ひとの健康」、雇用の場が確保され、所得も向上する「まちの健康」、地域の未来を担う人材が活躍する「みらいの健康」という「健康都市弘前」の実現に向けて取り組んでいます。
その考え方を一つのパッケージにしたモデル事業を「健康とまちのにぎわい創出事業」と題して、令和4年度から、市民の健康増進や健康意識の向上とともに、中心市街地のにぎわい創出を目的に、様々な取組を実施しています。
取組においては、特に健康寿命延伸の鍵である働き盛り世代を主な対象者として、QOL健診の普及展開を軸に、三大生活習慣病の予防のほか、健康意識の向上などの課題解決に挑んでいます。
一方kencomは、「楽しみながら、健康に」をテーマに、健康意識のレベルに関わらず幅広い方にご利用いただき主に健康増進をサポートしていくことを目指すアプリです。オンラインウォーキングイベント「みんなで歩活」やポイントプログラムなどの機能により、ユーザーの健康づくりのサポートをしています。2015年のサービス開始以来、健康保険組合・健診医療機関・地方公共団体・生命保険会社など、約70団体、約300万人に提供しています。
今回、弘前市では、健康とまちのにぎわい創出事業の取組の1つである「DX分野を活用した健康無関心層の行動変容に向けた取組」としてkencomを導入します。
kencomの導入により、市民の健康意識の向上、行動変容の促進を図り、市民一人一人が元気に健康で過ごす「ひとの健康」に加え、アプリ内で中心市街地のウォーキングコースと連動させるなど、今後、まちのにぎわいを創出し、地域経済の活性化を図る「まちの健康」へとつなげ、「健康都市弘前」の実現を目指してまいります。
なお、本取り組みは弘前市および青森県、国立大学法人弘前大学のほか、DeNAなどの企業が参画する弘前大学COI-NEXTが、文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の採択を受けて実施するプロジェクトの一環として行うものでもあります。
今後も弘前市とDeSCヘルスケアは、健康増進や健康寿命の延伸、まちのにぎわい創出に向けた取り組みを行っていきます。
<対象者> 弘前市在住の19歳(※)以上の方 ※令和5年4月〜令和6年3月に満19歳
<提供開始日> 2023年11月20日(月)
<kencomの主な機能>
1.健康活動のきっかけを作る
特定健診結果の閲覧(国保加入者で、国保特定健診を受けた方)に加え、経年変化や同性同年代との比較等、被保険者の健康状態を分かりやすく表示されるものをスマホで閲覧可能。また将来の健康状態を予測する「ひさやま元気予報」で健診結果に基づいた生活習慣病の発症リスクを可視化。
2.意識を変容する
ユーザーの健康状態・趣味嗜好に合わせた記事を表示。記事を閲覧することで、健康に対する意識を変える。
3.行動を変容する
年に2回(春/秋)開催するオンラインウォーキングイベント「みんなで歩活」で歩くきっかけをつくる。
4.行動を継続する
ミッションの達成などで付与されるポイントを貯めることで、行動が継続できる。
5.健康活動を楽しむ
健康活動をするとペットキャラクターとコミュニケーションができる、キャラクター育成機能「エアモ」で、健康活動を楽しく習慣化する。
その他詳細は、弘前市のサイト(https://www.city.hirosaki.aomori.jp/oshirase/fukushi/kencom.html)をご確認ください。