loading
株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡村信悟)の子会社である株式会社アルム(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野哲平、以下 アルム)は、内閣府の『戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)』における課題「統合型ヘルスケアシステムの構築」にて患者・医療機関支援ソリューションの開発内「B-4 看護師支援・医療の質向上」を推進することとなり、アルムが代表研究機関として、共同研究開発機関と契約締結を完了致しました。今回のSIPは第3期で、全14の課題に対して予算額は総計280億円(令和5年度予算案)が計上されています。
65歳以上の高齢者が21%を超えると超高齢社会と呼びますが、約30%と世界でも例を見ない超高齢社会である日本において、現在の医療の質をいかに担保していくかは喫緊の課題です。生産年齢人口の減少によって、今後更なる看護師不足や看護師の業務負荷増大による医療の質低下が懸念されています。
本研究のコンセプトは、「患者が安心して受けられる医療の実現」です。アルムでは、共同研究開発機関である石川県立看護大学、東京大学、東海大学、東京慈恵会医科大学、株式会社Z-Works、株式会社プレシジョンとより効率よく看護師がするべき業務にあたれるよう、AIを活用した支援システム“見守りAI”の開発を行います。
”見守りAI”の開発を通じて、看護師の業務効率化と患者への一貫した情報提供を実現し、質の高い医療体制を整えることを目指します。
アルムでは、医療ICTソリューションを提供し、医療DXを推進することで、全ての人へ公平な医療提供の実現を目指してまいります。
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、ICTの力で医療の格差・ミスマッチをなくし、全ての人に公平な医療福祉を実現します。また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として累計32カ国へのソリューション提供を行っています。