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東急株式会社(以下「東急」)、株式会社サイバーエージェント(以下「サイバーエージェント」)、株式会社ディー・エヌ・エー(以下「DeNA」)、GMOインターネットグループ株式会社(以下「GMOインターネットグループ」)、株式会社MIXI(以下「MIXI」)、渋谷区教育委員会の6者は、次世代に必要な資質・能力を持った人材を渋谷から輩出する土台づくりを進めることを目的として、2019年6月17日に「プログラミング教育事業に関する協定」を締結し、「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」(以下、本プロジェクト)を推進しています。支援開始から5年目を迎える2024年度も引き続き、渋谷区の全公立小中学校を対象に、講師派遣や授業例提供などの授業支援を実施します。
2023年度は、渋谷区の全公立小中学校を対象にプログラミング教育の授業支援や、一部の小中学校では「課題解決型学習(PBL)」(子供たちが自ら課題を発見し、課題解決や表現の手段としてプログラミングを活用する授業)の授業支援を提供し、各社のリソースを活用した講師・サポートスタッフの派遣を行いました。授業に参加した全児童・生徒を対象に授業理解度のアンケートを実施したところ、「講師の説明(または内容)が分かりやすかった」と回答した割合は小学校の児童のうち96%、中学校の生徒のうち78%と大変好評でした。
2024年度は、渋谷区の全公立小中学校で「シブヤ未来科」の取り組みがスタートすることを受け、これまで一部の小中学校でのみ実施していた「課題解決型学習(PBL)」の授業支援を渋谷区の全公立小中学校に拡大します。これまでのスキル重視型の授業を発展させ、課題解決の一手段としてプログラミングを活用する体験を通じて、目まぐるしく変化する予測困難な現代社会において、子どもたちが自ら問いを設定し解決する能力を養うことを目指します。
6者は今年度も引き続き、渋谷発の官民連携による、プログラミング教育をはじめとした次世代教育モデルの確立と発展に取り組んでいきます。
【渋谷区教育委員会コメント】
今年度から探究「シブヤ未来科」が本格的に始まりました。文部科学省の授業時数特例校制度を活用し、総合的な学習の時間を拡充することを通して探究学習を更に充実させていきます。この取組においては、子どもたちが豊かなホンモノ体験を通して自ら問いを立てたり、仲間と協働して新たな価値を創造したりする力を育んでいきます。
これまでKids VALLEYに児童生徒の学びを支援していただきました。プログラミング学習では、回数を重ねるたびに児童生徒の理解が深まり、自分たちで進捗を管理しながら進めていく姿がありました。自分が考えたものがタブレット端末でどのように動くかを可視化することができるので、試行錯誤しながら進めることができました。今年度も6者で連携しながら、児童生徒の学びが充実したものになることを願っています。
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