東京23区内初！江東区にAIで認知機能をチェックするアプリ 「ONSEI」と「ONSEIプラス」導入を開始

株式会社ディー・エヌ・エー（所在地：東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO：岡村信悟）の子会社である日本テクトシステムズ株式会社（所在地：東京都渋谷区、代表取締役社長：坂野哲平、以下 日本テクトシステムズ）と江東区（区長：大久保朋果）は、区民に認知機能の変化に対する「気づき」の機会を提供することを目的に、日本テクトシステムズが開発・提供する、声で認知機能をチェックする認知機能見守りAIアプリ「ONSEI」と「ONSEIプラス」を導入することを決定しました。

認知症は、早期に適切な対応をすることで、認知機能の回復・維持が期待されることから、ご自身の認知機能の変化に早期に気づくことが重要とされています。
一方で、簡易に認知機能をセルフチェックする仕組みは普及しておらず、今後の課題とされています。
そこで江東区と日本テクトシステムズは、認知機能見守りAIアプリ「ONSEI」と「ONSEIプラス」を活用し、区民にご自身のスマートフォンにて気軽に簡単にチェックを行うことができる機会を提供します。認知症や認知機能に関心を持っていただくと共に、現在のご自身の状態を知り、早期発見や予防活動を始める動機付けにしていただくことを目指します。

「ONSEI」は、ガイダンスで今日の日付と曜日を尋ねることで時間見当識を確認し、音声特徴量と年齢を加味したうえで、AIが解析を行い、その日の認知機能の変化を判別するアプリです。チェック開始から結果がアプリ上に表示されるまで約20秒で行えるため、各々の習慣に合わせたタイミングで気軽にチェックできることが特徴です。また、｢ONSEI｣に加え､歩数･体重･血圧などの健康データや服薬の管理並びに記憶の体操ゲームができる｢ONSEIプラス｣もご提供いたします｡

日本テクトシステムズは、江東区に「ONSEI」と「ONSEIプラス」を提供するにあたり、チェック後の判別結果に応じた情報の出し分け機能をカスタマイズし、長寿サポートセンター（地域包括支援センター）や認知症サポート医等、相談や受診に関する情報提供、予防に向けた各種教室やイベント、自治体の施設を紹介し、認知機能チェック後に区民が必要なサポートを受けることができる体制でサービスを展開いたします。

ONSEI：https://systems.nippontect.co.jp/products/onsei/
ONSEIプラス：https://systems.nippontect.co.jp/products/onseiplus/

■日本テクトシステムズについて
日本テクトシステムズは、「～for peaceful aging～」をコーポレートメッセージに掲げ、すべての人が安心して齢を重ねられる環境、認知症の方も穏やかに過ごしてゆける社会を目指し、高齢者・認知症領域において事業を展開しています。
声による認知機能みまもりツール「ONSEI」や、高齢者運転免許更新時の認知機能検査のデジタルトランスフォーメーションを実現する「MENKYO」など、社会課題解決に向けて、プログラム医療機器やヘルスケアアプリを提供しています。
https://systems.nippontect.co.jp/