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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟)のグループでヘルスケア事業を展開するDeSCヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:瀬川翔、以下DeSCヘルスケア)は、業務提携先である国内最大規模の診療データベース(DB)を有するメディカル・データ・ビジョン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎 博之、以下MDV)と共同開発した「拡大推計機能」について、このたび国内で特許(特許番号:第7653474号)を取得したことをお知らせします。
■ 「拡大推計機能」の特徴
「拡大推計機能」は、匿名加工情報を基に患者数や処方日数、処方量などを容易に分析できる、アカデミアや製薬企業向けにMDVが提供するWeb分析ツールである「MDV analyzer」に搭載されています。DeSCヘルスケアが提供する健康保険組合、国民健康保険、後期高齢者医療制度の保険者データ(DeSCデータベース)の台帳情報を分母情報として利用し、各保険者データ種別毎に有病率を算出。それをもとに、MDVの病院ネットワークで集積された国内最大規模の診療データ(病院データ)に加え、日本の総人口、各保険者・自治体の全加入者数の分布を活用して全国値の推計を行います。
保険者データは、匿名加工情報としてご提供するまでに一定の時間が必要なため、最新の診療から2ヵ月で集積されるMDVの病院データを活用し、タイムラグを補完。これにより、利用者さまによりスピーディに最新の全国推計値が提供可能となります。
DeSCヘルスケアとMDVは、今後ともそれぞれの強みを活かし、ヘルスビッグデータの利活用を推進し、生活者の健康寿命の延伸と医療費適正化等の課題解決に貢献していきます。