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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟)のグループでヘルスケア事業を展開するDeSCヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:瀬川 翔、以下DeSCヘルスケア)は、保険者(健康保険組合・国民健康保険)のヘルスビッグデータを分析し、個々の疾患の有病率が加入する保険制度によって差異がある事を示した研究成果が、日本医師会および日本医学会が発行する英文医学総合ジャーナル「JMA Journal」に論文掲載されましたのでお知らせします。
本研究は東京大学 岡田啓特任講師、東京大学 康永秀生教授との共同研究です。
本研究の概要は以下の通りです。
<研究目的>
保険制度ごとの有病率の違いについて明らかにすること
<研究方法>
健康保険組合 (健保) と国民健康保険 (国保) の集団において有病率を比較
健保および国保の診療報酬データから構築されている当社データベースを用いて、2020年4月から2021年3月に同一の保険に加入していた個人を解析対象として、それぞれの有病率を推計
<研究結果>
年齢と性別で調整した有病率の比較を行った結果、健保集団に比較して国保集団では精神及び行動の障害 、神経系の疾患の有病率が高かった一方、国保集団に比較して健保集団では消化器の疾患の有病率が高かった。
今後ともDeSCヘルスケアは、リアルワールドデータを活用した研究を支援し、エビデンス創出を促進することで、生活者の健康寿命の延伸と医療費適正化の課題解決に貢献していきます。
本研究論文の詳細は以下を参照ください。(別紙PDF)