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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟、以下DeNA)のグループでヘルスケア事業を展開する株式会社データホライゾン(本社:広島県広島市、代表取締役社長:瀬川翔、以下データホライゾン)は、北海道ニセコ町の委託を受け、同町内の国民健康保険に加入する満19歳以上(令和7年3月31日現在)の方を対象に「楽しみながら、健康に。」を実現するDeNAが開発したヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」の提供を開始します。
当社グループは、ヘルスケア事業におけるグループ各社のシナジーを発揮するため、自治体向け営業活動については、データホライゾンの全国営業網という強みを最大限に活用する取り組みを進めています。「kencom」については、データホライゾンによる積極的な営業展開も推進しており、今回の受注は、同社におけるkencom提供の第一号案件となります。
ニセコ町では、健診未受診者による健康状態の把握の難しさや、生活習慣病の重症化予防が不十分であることが課題となっています。こうした課題の解決に向け、「kencom」を導入することで、歩数・体重・血圧等のPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)データや健診結果の可視化と共に、町民の健康意識の向上や健康行動の習慣化、特定保健指導の促進を通じ、生活習慣病の重症化予防をサポートしていきます。
「kencom」は2015年のサービス開始以来、健康保険組合、健診医療機関、地方公共団体、生命保険会社など127団体、約840万人への提供実績があり、ユーザーの健康意識にかかわらず健康増進をサポートするアプリとして評価されています。
ユーザーは、健康行動に応じてポイントを獲得できるプログラムや、ゲーム開発の技術を応用したペットキャラクター育成機能、オンラインウォーキングイベントへの参加など、楽しみながら日々の健康習慣を促進しています。その結果、継続率(登録者のうち5年後も来訪して利用している人数の割合)は約65%と高い水準を維持しています。
このような導入効果を背景に、今後も「kencom」を活用した生活習慣病予防に取り組む保険者の拡大を積極的に進めてまいります。当社グループのヘルスケア事業が持つ知見や技術を最大限に活用し、生活者の健康寿命の延伸と医療費の適正化に引き続き貢献していきます。