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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村 信悟)のグループでヘルスケア事業を展開するDeSCヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:瀬川 翔、以下DeSCヘルスケア)は、第37回血圧管理研究会において、DeSCデータベースを用いて研究した東北医科薬科大学 佐藤倫広先生を筆頭演者とする学会発表が「日野原重明賞」を受賞したことをお知らせします。
「血圧受診間変動と認知症リスクの関連と降圧薬を含む背景因子の影響」
筆頭演者:東北医科薬科大学 佐藤倫広 先生
この度は、第37回血圧管理研究会におきまして、日野原重明賞という名誉ある賞を賜り、身に余る光栄に存じます。これまで多大なるご指導をいただきました当教室の目時弘仁教授をはじめ、共同研究者の皆様に深く感謝申し上げます。
本研究の最大の成果は、これまで評価が困難とされていた降圧薬の影響を調整した上で、血圧受診間変動の増大自体が独立した認知症リスクであることを明らかにした点です。 この知見は、将来的に認知症のスクリーニングマーカーとして活用できる可能性があります。単にリスクを伝えて不安を煽るのではなく、保険者が主体となって、リスク群に対し運動や社会活動の促進、見守り支援などを提案するような、実現可能性のある予防介入へ繋げられる点に大きな社会的意義があると考えております。
本研究の遂行にあたり、DeSCヘルスケア社のデータベースを使用いたしました。高度にクリーニングされた質の高いデータであることに加え、認知症発症が増加する65歳以上の国民健康保険データが充実していたことが、本解析を行う上で極めて大きな強みとなりました。また、スタッフの皆様の丁寧かつ迅速なサポート体制も大変心強く、研究を円滑に進めることができました。
今後は、血圧のみならず他の生体指標の変動性も重要視し、これらを機械学習などで統合することで、より精度の高い認知症予測モデルの構築を目指したいと考えております。本賞を励みに、今後も医療の発展に貢献できるよう研究に邁進する所存です。改めまして、ご指導・ご支援いただいた全ての皆様に厚く御礼申し上げます。
東北医科薬科大学HP
https://www.tohoku-mpu.ac.jp/university/prize-university/133428/