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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:南場智子、以下DeNA)は、2008年5月22日(木)より、ケータイ総合ポータルサイト「モバゲータウン」(4月末現在会員数:1,024万人、URL:http://mbga.jp)やケータイオークションサイト「モバオク」(4月末現在会員数:109万人、URL:http://mbok.jp)等の、DeNAおよびDeNA子会社が運営するケータイ向けサービスで使用しているフレームワークをオープンソース化した「MobaSiF(読み方:モバシフ)」(Mobile Simple Frameworkの略称)を公開します。「MobaSiF」は、DeNAが独自に開発した、ケータイ向けサービス用のフレームワークの一部を提供するもので、本日よりhttp://sourceforge.jp/projects/moba/にて公開します。
「MobaSiF」は、2004年に開始した「モバオク」、2006年に開始した「モバゲータウン」等の多くの会員を抱える大規模なサイトにて運用されている実績のあるフレームワークとなっています。「MobaSiF」は主に「3キャリア相互の絵文字変換」「携帯端末種類、端末IDキャリアの検知機能」「テンプレートエンジン」、「MVCコントローラ」で構成されており、「モバゲータウン」における日記10件の表示速度のベンチマーク実験において、他のオープンソースソフトウェアと比較して約22倍の速度を計測するなど、高速性と安定性を備えています。※対応環境など、詳細は以下をご参照ください。
DeNAでは、この度のオープンソース化により、より多くのケータイサイト創出を喚起し、ケータイ市場全体の拡大に貢献できると考えています。今後もDeNAが公開しているブログ(「DeNA技師のメモ」URL:http://d.hatena.ne.jp/tokiharu/)などを通じて、最新情報の配信を行っていく予定です。
■「MobaSiF」概要