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オリジナルアニメ創出企画「Project ANIMA」 第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」最終結果発表 『メビウス・ダスト』が大賞受賞・アニメ化決定

2019年03月06日
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 株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:守安 功、以下DeNA)と株式会社創通(本社:東京都港区、代表取締役社長:難波 秀行、以下創通)と株式会社文化放送(本社:東京都港区、代表取締役社長:上口 宏、以下文化放送)と株式会社毎日放送(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:三村 景一、以下毎日放送、およびMBSアニメーション)の四社が共同でオリジナルアニメ作品を創出する、「Project ANIMA」第三弾のアニメ化作品が決定しました。
 選考の結果、大賞作品として品川一さんの『メビウス・ダスト』が選出されました。受賞作は株式会社動画工房(本社:東京都練馬区、代表取締役:石黒 竜、以下動画工房)の制作でアニメ化されます。また、大賞授賞式を3月23日(土)に国際展示場で開催される「AnimeJapan 2019」にて行います。
 Project ANIMA第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」では、2018年8月1日(水)から11月15日(木)にかけ、「小説・脚本選考」「マンガ選考」「企画書選考」の3つの選考形式を設け、プロ/アマ、個人/法人不問で作品を募集。数千にのぼる応募作の中から、DeNAの編集者・プロデューサーによる一次審査、DeNA・創通・文化放送・MBSの四社およびアニメ制作を担う動画工房の現場プロデューサーによる二次審査、役員らも加わった最終審査を経て、この度作品を決定しました。
 最終審査では、「異能バトルもの」として魅力的な設定を持ちながらも普遍的なテーマを内包し、且つキャラクターデザインも優れており、ゲーム化のイメージも湧きやすいという理由により『メビウス・ダスト』を大賞作品に選出しました。副賞として賞金100万円が贈られます。
 DeNA、創通、文化放送、毎日放送の四社は「Project ANIMA」を通じて、世界に通用するようなクオリティの高い日本アニメの継続的な創出を目指します。
■大賞受賞作あらすじ
『メビウス・ダスト』
2000年2月29日、地球にメビウス隕石群が降り注いだ。この隕石群が地球に齎したメビウス・ダストという新物質。それは地球の大気に溶け込み、ある奇跡を起こす。隕石群の降った日は通称2.29と呼ばれ、この日を境に日本の経済格差は加速。やがて格差に不満を持つ血戦同盟がテロ活動を始める。警察は対RC特殊機動部隊と、その隊員の早期養成のための対RC部隊員養成総合学校を設ける。
■平松 岳史氏(動画工房 アニメーター)による選評
まず全体の応募に関してなのですが、期待していた「子供達が世界を好きになる、早く大人になりたいと思わせる」作品は少なく、キッズ部門としては残念に感じました。
『メビウス・ダスト』はダークなストーリー展開となり「キッズ」ではないですが、家族の絆に焦点があてられていたり、腫枝(ラムス)と呼ばれる己の意思で自分の一部分が変形できる能力で熱いバトル展開も期待でき、破壊のあとに新しい息吹がもたらされるこの世界観は、「2020年代を代表するアニメーションを創造する」という本プロジェクトに合う作品だと感じました。作者の方の「こんな作品を作りたかった」という熱い想いの中に、「こうあって欲しい」という願望もあるのではないかと個人的に感じられ、この作品に魅了されました。
そして、他の応募して下さった作品も様々な「ありそうでなかった」ワクワクするアイディアに溢れ、選考時に「どれもアニメ化したい……!」と、最後の最後まで各社審査員の意見が割れ、迷うほどの力作揃いでした。作品からイメージしたいろんな妄想をどう形にして行き、アニメの文法に練り込んでいけるかがカギになると思いますので、スタッフ一同、精一杯頑張っていきたいと思います!
■受賞者プロフィール
品川一 (しながわ・はじめ)
神奈川県出身。大学卒業後、グラフィック系業務に従事。少年誌に持ち込み担当がつくも、結局会社勤めを選び創作から離れる。4年後、やはりマンガ家の道を諦めきれず、Project ANIMA第二弾「異世界・ファンタジー」部門に『VOID』を応募、金賞を受賞。第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」にて『メビウス・ダスト』が大賞受賞。
■Project ANIMA第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」入選作品
【小説・脚本選考】
▪金賞 夏目『武器術』
▪銀賞 しなののみかん『娯楽放送部』
【マンガ選考】
▪金賞 うえの『深海ライフ』
▪銀賞 丸丘『BREMEN』
【企画書選考】
▪金賞 灰原とう『ロボットのモモ』
▪銀賞 DJ T-ono a.k.a. 小野利益『たまこれ -Tokyo Music collectionー』
■Project ANIMAとは?( https://project-anima.jp )
「Project ANIMA」は、2020年代のアニメファンに捧げる新しい作品を創出するための取り組みで、広く一般からアニメの原作を募集します。第一弾「SF・ロボットアニメ部門」、第二弾「異世界・ファンタジー部門」、第三弾「キッズ・ゲームアニメ部門」の三部門に分かれ、選出作はそれぞれ株式会社サテライト、株式会社ジェー・シー・スタッフ、株式会社動画工房によってアニメ化されます。作品の審査は「Project ANIMA」プロジェクトチーム四社と各部門の映像化を手掛ける制作会社とが合同で行い、大賞作品がTVアニメ化されるほか、その他の優秀作品についても書籍化・コミック化・ゲーム化などが検討されます。