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横浜の地を活かしたりチームや選手をイメージさせたりするメニューまで多種多様に用意している横浜スタジアムでのグルメ。横浜スタジアムに野球観戦に行った際の思い出の中に「グルメ」がでてくる人も多いのではないでしょうか? このように、横浜DeNAベイスターズ(以下、ベイスターズ)では、横浜スタジアムで試合観戦いただく際の楽しみ方の一つとして、オリジナルグルメの開発および提供に力を入れています。
本記事では、ベイスターズが飲食を通してお客さまやファンの方々にDelight(デライト)を届けるためにどのような努力を重ねているかなどをご紹介します。
グルメ開発を担うチームは、「飲食×エンタメ=世界最高の体験価値」をミッションとして掲げ、「私たちの飲食はアツい」をビジョンに掲げています。
「飲食×エンタメ=世界最高の体験価値」というミッションのもと、飲食にエンタメ性を掛け合わせることで“美味しい”だけでなく、“最高な観戦体験”をしていただくことを使命としています。
また「ベイスターズの飲食はアツい」をビジョンとし、来場してくださったお客さまやファンの皆さまに出来るだけできたての温かいフードを召し上がっていただく、そして提供するチームも熱い熱意をもって取り組んでいます。
飲食×エンターテインメントの掛け合わせ方という視点においては、“×ストーリー性”、“×イベント性”、“×選手”の3つを主に意識して取り組んでいます。
ストーリー性においては、選手食堂でも出されてきた定番メニューを再現するなど、そのメニューの奥にある背景に注目しています。印象的なメニューは、定番商品として永らく愛されている「目玉チャーハン」や「青星寮カレー」が挙げられます。
「目玉チャーハン」については、歴代選手が『俺は目玉チャーハンを食べて育った』や『目玉チャーハンが俺を作った』などと豪語するほどです。目玉焼きの半熟具合も、選手食堂でのメニューを再現しているのだとか。
また、青星寮カレーも若い選手が生活する青星寮で選手に提供されていたカレーをそのまま再現しています。
次にイベント性です。シーズンの長い野球だからこそ季節性を意識し飽きさせない工夫や、試合日のイベントと連動させることで観戦体験の最大化を図っています。
例えば、昨年発売した「DB.スターマンのもっちりアイス(ラムネ味)」は、夏の暑い時期に他にはない新食感と溶けにくさも相まって高い人気を得ました。2023年7月4日には「DB.キララのもっちりアイス(いちごミルク味)」も発売するなど、冷たいアイスを楽しみながら暑い夏に熱いゲームを見ていただく夏らしい観戦体験へと繋げることが定番となっています。
ほかにも、イベントのカラーやテーマに沿ったグルメや、交流戦の際には対戦相手のホームにちなんだグルメを都度提供し、スタジアムに足を運んだ際の希少性の高い体験へと繋げています。
選手自らが飲食開発に参画する「プロデュースグルメ」では、実際に選手が試食を繰り返しながら商品化へつなげています。選手の好き嫌いが反映されているため、選手の個性がでているとファンの皆さまにご好評いただいています。このプロデュースは、年に複数回実施しており、その度に複数品入れ替えているため、これまでに数多くのプロデュースグルメを商品化してきました。
また、開発の過程をベイスターズの球団公式Youtubeの「ハマスタキッチン」というコーナーで配信もしています。
過程をお見せすることで、選手が積極的に開発に参加している様子や普段見られない選手の一面を楽しんでいただきながら、召し上がっていただく際に想像を膨らませられるような体験の提供にもつなげています。
ベイスターズのオリジナルグルメは、ありがたいことに大変ご好評いただいているがゆえに店舗に長蛇の列ができてしまうことも。お客さまへの供給が間に合っていないことが課題として上がっていました。
そこで課題を解消する手段として、今期の開幕から導入したのがモバイルオーダー「ハマスタモバイルオーダー(HaMaMo!)」です。
HaMaMo!は、オンラインから注文していただき、完成通知がきたらモバイルオーダー専用店舗で並ばずに受け取ることができます。
専用店舗にて調理からお渡しまでできるフローになっているので、待ち時間の少なさはもちろん、供給量の増加にも繋げることができると共に、複数のグルメをまとめて注文して受け取ることができるのも利点です。
ご利用いただいた方々には、アンケートにて「圧倒的に便利になった」とポジティブなご意見を多く頂戴しており、今後はより多くの方々にご利用いただけるよう認知拡大にも力を入れていきます。
数ある観戦体験が得られる場所の中でも、横浜スタジアムで観戦体験を得ていただく上で、それを彩る飲食の充実は欠かせないのではないかと私たちは考えています。また、スタジアムグルメが、野球やベイスターズの魅力を知っていただく一つのきっかけになりたいとも感じています。それは、美味しいだけでなく、ストレスなく楽しいと感じてもらえるような、横浜スタジアムでしか味わえない“体験”をお客さまに得ていただくことです。より美味しく、より楽しく、そしてより便利に。サービスレベルを世界最高峰のクオリティまで高め、より多くのお客さまやファンの皆さまにご提供できるよう、今後も全力で取り組んでまいります。
◆横浜DeNAベイスターズ公式チャンネル :https://www.youtube.com/channel/baystarsofficial
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです