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DeNAの主力事業の一つであるライブストリーミング事業において、成長を遂げているライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」は、「自分らしさ」をもっと輝かせたいとの想いを込めた「Good Story Selection~あなたとわたしで紡ぐ物語~」を開催しました。イベントでは、Pocochaを通して輝いたライバーをドリーム部門(※1)、ディスカバリー部門(※2)、エンジョイ部門(※3)の3部門にわけ6名のライバーを選出。本イベントのアンバサダーである、なかやまきんに君さんと若槻千夏さんより記念品が授与されました。
本記事では、ディスカバリー部門を受賞された「りこまお」さんと、エンジョイ部門を受賞された「衣佐子の部屋」さんをお招きして、Pocochaでライバーとして活動する魅力を紐解いていきます。
※1 置かれている環境や、逆境を乗り越え、Pocochaで自分を表現した方、そしてそれを支えたコミュニティに贈られた賞。
※2 Pocochaを通して夢中になれることや自分が本当にいきいきできる目標・ライフスタイルを見つけることができた方、そしてそれを支えたコミュニティに贈られた賞。
※3 Pocochaを通じて、かけがえのない仲間や本当に自分らしくいられる場所を見つけることができた方、そしてそれを支えたコミュニティに贈られた賞。
ーーりこまおさんが、ライブ配信を始めたキッカケを教えてください
りこまお:もともと夫がPocochaでライバーをしていたんです。私はライブ配信のことを全然知らなかったので、夫を理解するためにPocochaを覗いてみたら「こんな世界があったのか!」と、興味を持つようになりました。
音楽系の配信をされているライバーさんを中心にリスナー活動したり、試しに自分もライブ配信してみたり、やってみると楽しくて気付いたら夫よりハマっていました。
ーーママさんとのことですが、ママとライバーの両立はどうされていますか?
りこまお:始めた当初は、3歳と1歳の子どもたちを保育園に預けて会社員をしていたので、昼休みや家族が寝静まった後に配信していました。その後、長女が小学校に上がるタイミングでライバー一本でやっていく覚悟を決め、「会社員時代くらい頑張って稼ぐから!」と夫を説得して会社を辞めました。
ライバーが職業になった今は、配信は子どもが学校と保育園に通ってる間におこなうようにしています。1日数時間を週5のペースで配信をしていますが、時間帯と場所の制約はないので自分次第でいくらでも調整できます。平日の習い事へ子どもたちを通わせることができるようになりましたし、家庭との両立はしやすくなりました。
ーーPocochaで夢を再発見して、ディスカバリー部門を受賞されていましたね
りこまお:出産を機に長年続けてきた音楽活動を辞めてトランペットをクローゼットへ封印したので、もう二度と吹くことはないんだろうなって思っていました。それが、Pocochaでリスナーさんに背中を押してもらって、配信内で演奏するようになったんです。このちっちゃなスマホ画面を、自分が輝けるステージと思いながらトランペットを吹いています。
また、いつも応援してくださっているリスナーの皆さんへ恩返しがしたくて、オフ会の延長でライブ活動も始めました。東京でのライブ活動だけだと遠方に住んでるリスナーさんの参加が難しいので、「私がみんなに会いにいくよ!」と、全国ツアーを組むようにもなりました。
リスナーさんが、トランペット演奏のお仕事を繋げてくださることもあるんですよ。トランペット演奏のプロは世の中に大勢いらっしゃる中、私の人間性に共感してくださってお声掛けしてくださいました。Pocochaの距離感があってのものだと思います。
ーーライブ配信の枠を超えていて凄いですね!ライバーを始めたことで、心境の変化などはありますか?
りこまお:今までは「ママなんだから!」と自分に制限をかけていたので、昔の自分では全国ツアーに行くなんて考えられなかったです。ライバーを始めたことで自信がついて、「ツアーの間、子どもたちのことをお願い」と、夫や親に素直に頼めるようになりました。
家族も「任せて!思いっきりやっておいで!」と応援してくれているんです。その反応を見て、今まで自分で自分を勝手に縛り付けていたんだと気が付きました。目標に向かってガツガツ進むライバーとしての時間と子どもに甘いママでいる時間のどちらもありのままの自分ですし、それぞれが気分転換にもなっています。
ーー最後に、今後の目標や夢を聞かせてください!
りこまお:トップライバーへ登りつめたいというよりは、配信を通じて1人でも多くの方に元気を届けたいって思いで励んでいます。私の取り柄は元気なことなので(笑)。
あとは、幼い子どもをもつママさんたちの希望になりたいって気持ちも大きいですね。ママが生き生きしていた方が家庭もハッピーです!ママさんこそライバー業をお勧めしたいです。
ーー衣佐子さんは73歳でライバーデビューとのことですが、始めたキッカケとは?
衣佐子:私には子どもが8人と孫が22人いるんですけど、コロナ禍で気軽に会えなくなってしまって。末っ子の娘から、お母さんの生存確認のためにPocochaを始めて欲しいと頼まれました。
「お母さんは、あまり喋らずに編み物していればいいから!」と言われて、それだけでいいなら簡単だわと思って「衣佐子の部屋」を始めてみました。
ーーいざ始めるにあたって、ライブ配信への戸惑いはなかったですか?
衣佐子:あまり喋らない配信なんて“苦情の部屋”にでもなるかしらと覚悟していたんですけど、やってみたら「面白いわね、これ」といった感じで。慣れたどころか、できることならずっと喋っていたいくらい、あっという間に夢中になってしまいました。そういえば私はお喋りが好きだったんだわって(笑)。
場所を気にせず大勢で集まってコミュニケーションができるなんて、Pocochaは私のためにあるサービスだと感じています。
ーー実際、どんな配信をされているのですか?
衣佐子:毎日、ありのままの私生活を垂れ流ししています(笑)。編み物でも料理でも、ピアノの練習でも、何でも。あまりに喋りすぎるので、今度は娘から「お母さん、お口にチャックね!」なんて言われています。
そういえば最近、3年前から練習を始めた「エリーゼのために」をピアノで弾けるようになってきたのですが、リスナーさんが「3年前に比べてだいぶ上手になったね」と褒めてくださいました。3年前の様子を覚えていてくださっていたなんて、嬉しいですよね。「73歳でも新しいことに挑戦できることに勇気を持てました」ってコメントをくださった方もいらっしゃいました。
印象的なエピソードといえば、高校入試を控えられた方から「衣佐子さんどうしよう。熱が40度まで上がってしまって入試を受けられない」と相談を受けたことがありました。「私がお祈りしておくから大丈夫よ!」とエールを送っていたら、2週間後の追試で合格したと報告をもらいました。追試まで2週間あったので、前向きに気持ちを切り替えて勉強に励まれたそうです。
ーー衣佐子さんに勇気づけられたり、相談に乗って欲しい方々が集まってくるのですね
衣佐子:そうだとしたら嬉しいですね。子育てに関しては充分経験してきたので、そういった相談は任せてって言えます。
実は、夫がつくった借金で、我が家では子どもたちにお小遣いどころか、洋服1枚買ってあげられない生活を送ってきました。それでも、みんな立派に育ってくれています。
「笑顔1つで育てる!」ということが私の信条ですから。お金より大事なことは愛情だってことは、自分が実証済みですしね。「笑う角には福が来る、笑顔が幸せを呼ぶんだよ」ということを、みんなにも伝えています。笑顔には税金がかからないですからね(笑)。
ーーエンジョイ部門の受賞をされていましたが、ライバー生活をどう感じていますか?
衣佐子:全国から私の生存確認をしに衣佐子の部屋へ訪れてくださって、人との縁が広がっていくことが嬉しいですよね。ライバーを始めた孫とコラボ配信をしたり、Pocochaのイベントに孫と一緒に勝ち進んで地元の駅の広告に二人で出たり、毎日が楽しいです。
Pocochaに出会ってからの生活は、そうね、「バラ色の人生」かしらね。
ーーりこまおさん、衣佐子さん、ありがとうございました!
Pocochaは、ライバーとリスナーの相互コミュニケーションによって、みんなで配信を盛り上げるアットホームなコミュニティ・プラットフォームです。
これからも、人と人、心と心、その時にしか訪れない瞬間の「つながり」や、そこから生まれる「よろこび」を提供することで、一人ひとりにとって特別な居場所を、そしてかけがえのない人生の彩りを、共に創造していきます。
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