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⼤規模イルミネーションイベント「ボールパークファンタジア(BALLPARK FANTASIA)」が、今年も12⽉9⽇(土)から12⽉17⽇(日)まで横浜スタジアムと横浜公園にて開催されます。
今年のテーマは「おもちゃ」。全長5mの巨大ジェンガのタワーや、全長1mのトランプピラミッド、レゴ®ブロックとボーネルンドの人気アトラクションが並び、横浜スタジアムが“巨大なおもちゃ箱”のテーマパークに変身します。夜になるとおもちゃ箱の空間が「ディスコ」に様変わりし、新感覚のイルミネーションを届けます。
この記事では、DeNAが冬の横浜スタジアムにイベントを仕掛け、親子向けのアトラクションを拡充させた狙いを紐解きます。
ボールパークファンタジアは、プロ野球のオフシーズンにおける横浜スタジアムと横浜公園の有効活用に加え、スポーツを軸とした賑わいのあるまちづくりのための取り組みです。2020年から、関内周辺に足を運んでもらう機会づくりとして夜のイルミネーションイベントをスタートしました。
開催を重ねるごとに来場者数の増加がみられたため、2022年から夜だけのイルミネーションイベントでなく昼の時間帯にもイベントを開催してみたところ、想定していなかったファミリー層の集客ができたことから、子連れでお出かけできる観光スポットの需要を感じました。そこで、2023年は1日を通していろんな年齢層のお客さまが楽しめるエンターテインメントイベントを設計することにしました。
横浜スタジアムは野球をする場所という概念を翻し、異色な体験を届けたいと考えたのが「おもちゃ」をテーマに選んだ理由です。ならばいっそのこと会場自体をおもちゃ箱にしたら面白いのではと、横浜スタジアムの中に巨大な“おもちゃ”を揃えていきました。
巨大なジェンガタワーやトランプの絵柄になりきって撮影ができる大きなトランプのオブジェを用意する他、1mサイズの巨大トランプを自在にめくって遊べるものや、おとぎ話の世界に迷い込んだような感覚で記念写真が撮れるフォトブースを構えます。
また、ファミリー層から絶大な人気をほこるレゴジャパン株式会社さん(以下、レゴ®ブロック※)と株式会社ボーネルンドさん(以下、ボーネルンド)にも全面協力いただき、アタマもカラダもつかって大人数で遊べるアトラクションが集結。
※LEGO and the LEGO logo are trademarks of the LEGO Group. © 2023 The LEGO Group.
レゴ®ブロックが入ったプールやレゴ®ブロック制作を楽しむクリエイティブエリア、ボーネルンドの巨大なトランポリン「エアトラック」やボールの中に入って回転する「サイバーホイール」など、全身で遊べるエリアを用意します。
夜は、おもちゃ箱の空間をディスコに変貌させます。巨大ジェンガなどをライトに照らし、音楽とともに幻想的な世界へと誘います。
今年からは飲食の提供にも力をいれ、バックネット裏スタンドの屋上(ディスカバリーデッキ)でバーベキュー企画を予定。昼間は広々としたハマスタの開放感を感じながら、夜はイルミネーションを鑑賞しながら楽しめます。また、普段は立ち入ることができないブルペンエリア(投球練習場)を開放してのクラフトビールフェアも企画しています。
ボールパークファンタジアの期間中にあわせて、関内・関外エリアに賑わいを生み出し、まちの魅力を発見する街歩きイベント「歩いて探検!見つけて体験!まちあそび人生ゲームin関内※」を開催します。
「まちあそび人生ゲーム」は、株式会社タカラトミーから1968年に発売され今なお多くの方に親しまれているボードゲーム「人生ゲーム」のリアル版で、実際にルーレットを回して出た目に従って街を巡る街歩きイベントです。今回はチーム戦であり、参加者はルーレットを回して出た目に従って関内・関外エリアの「マス」に設定された飲食店や施設を巡り、止まった「マス」の指示にしたがって専用通貨を増やしたり減らしたりしながらゴールを目指します。ゴールした時点で専用通貨の所持金の多いチームが勝利となるため、お子さまから大人まで幅広い年齢層の方が一緒になって楽しめる内容となります。
過去の参加者からは街を知るきっかけになる点や、キャッシュレス文化が普及してきているなかで紙幣を扱う経験を積める点などで定評があるため、今回も実りのあるイベントになることが期待されています。また、マスとなるお店は参加者にお店のPRをおこなうことで、お店と参加者の縁づくりの役割も担います。
このイベントでは産学連携にも取り組んでおり、横浜市立大学の国際教養学部の生徒さんがマスとなるお店ごとのストーリー設定をおこなうなど、一緒にイベントを盛り上げています。
全体を通して拘った点は、乳児や幼児が安全に遊べる場所を用意したり、コンテンツや演出を変えることで子どもから大人まであらゆる年齢層が楽しめるようにした点です。
知ってはいるけれど縁がなかった関内・関外エリアへ足を運んでもらう機会を創出し、ワクワクする場所の思い出として記憶に残す体験を届けることで、2026年の横浜市旧市庁舎街区活用事業グランドオープンのときには、誰にとっても関内・関外エリアが馴染みのある街になることを願っています。
今後も、DeNAでは「一人ひとりに 想像を超えるDelightを」というミッションの実現に向けて、スポーツを軸とした賑わいのあるまちづくりに取り組んで参ります。
※「歩いて探検!見つけて体験!まちあそび人生ゲームin関内」は、KAN-KAN SQUARE PROJECT 2023(※)の一環として、横浜市旧市庁舎街区活用事業を手掛ける三井不動産株式会社を代表企業とする企業コンソーシアム(通称「KANNAI 8(カンナイエイト)」)が主催し、DeNAが企画運用を受託しています
※「KAN-KAN SQUARE PROJECT」とは関内駅の東側「関内」と西側「関外」(=KAN-KAN)を、一帯の空間(=SQUARE)として、これから再開発事業などで生まれ変わっていく関内駅周辺エリアの魅力を高め、賑わいを創出することを目的としたプロジェクト。実行委員会には「KANNAI 8」およびDeNA、横浜スタジアム、任意の関内・関外周辺事業者や地域団体が参画しています
ボールパークファンタジア(BALLPARK FANTASIA):
https://ballparkfantasia.com/
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