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DeNAとスクウェア・エニックス(以下、SQEX)が共同開発し、現在はゲーム運営を中心とするDeNAの子会社DeNA Game Tokyoで運営するスマホ向けバトルゲームアプリ『ファイナルファンタジーレコードキーパー(以下、FFRK)』が2024年9月25日にリリースから10周年を迎えました。「ファイナルファンタジー(以下、FF)」シリーズの主要キャラクターである英雄たちが登場するということもあり、「FF」ファンを中心に長く愛されているゲームタイトルです。
10年という長い間ユーザーに遊んでいただいてるワケや、ユーザーと共にお祝いした10周年イベントをどう迎えたかなどをご紹介します。
『FFRK』は、歴代の「FF」シリーズの英雄たちが共演するということもあり、「FF」に親しまれた方々がメインユーザーです。
リリース初期は「FF」シリーズを追体験できることにフォーカスしていましたが、現在では『FFRK』の特徴であるバトル要素により重きを置き、楽しめるタイトルになっています。
そんな『FFRK』をユーザーに長く楽しんでいただくために日々試行錯誤を繰り返しているなかで、近年特に力を入れている三つの項目をご紹介します。
一つ目は、ユーザーの皆さんがどういうサイクルでプレイして、どこを楽しみ、何がネックになっているのか、といったものを、やりこんでいる層、ライトに遊んでいる層などそれぞれの層でセグメント分けして一から分析し、整備し直していることです。
その中で、近年は高すぎる壁や強い理不尽さを感じる壁を緩和させ、かつ手ごたえを感じられるという絶妙なバランスのコンテンツ作りに励んでいて、その結果として『クリスタルダンジョン』では良い反響を得ることができました。
続いては、飽きられないための工夫で、直近では『クリスタルダンジョン』にて『ハイスコアチャレンジ』というランク&ランキングイベントを導入しました。ライト層はランク上げを楽しんでいただき、ランキングを競うのは最上ランクに到達した人たちのみというイベントにし、多くのユーザーが楽しめる形式にしました。本イベントの導入により、純粋なソロコンテンツのみでなく、疑似PvP(人対人の対戦)を楽しんでいただくことで、ユーザー全体の熱量が上がったのを感じています。
最後は、「FF」という版権についてです。『FFRK』は「FF」の全シリーズを対象としているためキャラクター数がとても多く、200人以上存在しています。ユーザーによって慣れ親しんだタイトルや好きなキャラクターは異なるため、人気キャラばかり更新するのではなく、可能な限り満遍なく更新し続けるようにすることで、いつか好きなキャラクターが更新される、というユーザーの期待に応えられるよう努めています。
10年という節目は、運営にとってもユーザーさんにとっても大きな節目です。しかし、10周年がピークという位置付けではなく、これからも続いていく「通過点」にしたいという想いでこの10周年イベントを企画しました。この10周年を支えてくださったユーザーの皆さんが楽しいと思える企画や場を提供し感謝を伝えたい、そんな想いを込めました。
9月25日の10周年当日を迎える前から、「FF」最新シリーズのキャラクターを新しく実装したり、新必殺技をリリースしたりすることで、ユーザーのプレイ意欲をかき立てられるように努めました。また、9月2日から9月19日までの間、「FF」の各シリーズに合わせたカウントダウン動画を一本ずつ計16本公開することで10周年への期待感の醸成をし、さらに『FFRK』の10周年特別PVも公開しました。
ルミネ0のイベントホールにておこなった10周年記念の生放送では、リアルイベントも兼ねて大規模に開催。生放送会場には抽選で200名をご招待し、会場外には展示スペースを設け、抽選漏れしてしまった方向けにも自由にその場で楽しめるようなパブリックビューイングスペースを設けました。
そのほかにも、ゲーム内のイベント実施はもちろん、サウンドトラックの発売、新宿にあるグッズ販売とカフェ&バーを併設したSQEX社のオフィシャルショップ「ARTNIA」でのコラボカフェ「FINAL FANTASY Record Keeper 10th ANNIVERSARY CAFE」など、数多くのイベントや施策を用意しました。
さらには、『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』とのコラボを時期未定で発表しました。このコラボには、10周年イベントが終わった後も『FFRK』はまだまだ続くんだとユーザーの皆さんに感じて欲しいという想いが込められています。
生放送のイベント会場には、ユーザーの皆さんが個人や仲間と連名で出してくれた祝い花が並び、寄せ書きはお祝いのメッセージで埋め尽くされていました。さらにXでも「おめでとう」に始まり、10年の思い出を投稿してくださる方も多くいて、ユーザーの皆さんと一緒につくり上げてきたタイトルであることを再認識したアニバーサリーとなりました。
今後も、ユーザーの皆さんが楽しめるものをつくりデライトを届けていきたいという熱い想いをもちつづけ、長く愛されるタイトル運営に努めていきます。
■『FFRK』10周年イベントについて:https://dena.com/jp/news/5156/
※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです