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オフィスに従業員の家族を招待する「ファミリーデー」を開催する企業が増えています。
ファミリーデーのメリットは、まず家族に職場を実際に見てもらうことで「日中はこんな場所でこんな人たちと仕事をしているんだ」という安心感を与えること。もし仕事が大変になっても、家族から一定の理解を得られるようになります。
従業員側も、「これがいつもメロメロの娘さんか!」「すっかりパパの顔だな」などと同僚・上司の別の一面を知ることで、家族の病気で会社を休まざるを得ないときなど、気持ちの面で理解ができるようになります。結果、従業員同士でも家族の話がしやすくなり、家庭でも仕事の話がしやすくなります。
このように、ファミリーデーは、従業員のワーク・ライフ・バランスを家族と従業員の両側から支える効果がある施策だと言えます。
DeNAでも年に1回、子どもの夏休みの時期に「DeNA Family Day」を渋谷ヒカリエ本社で開催しています。今回は、DeNAならではの今年のファミリーデーの様子を一部写真でお伝えします。
ファミリーデー当日、時間になると、DeNA本社のある渋谷ヒカリエの21階に従業員の家族が集まってきました。窓の外は社員にとっては日常の風景でも家族にとっては展望台のよう。スマホで撮影しはじめるご家族もいらっしゃいました。
子どもたちがDeNAロゴの「:D」マークのついた風船に飛びつきます。
家族たちが集まってきたところで、ヒカリエ21階のセミナールームに覚悟を決めて向かう法被姿のお祭り男がひとり!自身も二児の父である、DeNA代表取締役社長兼CEOの守安功その人です。
社長の「皆さんの家族がいつも働いているオフィスを今日は満喫してくださいね!」というウェルカムスピーチでファミリーデーが幕を開けます。DeNAの昨年末時点での従業員平均年齢は32.9歳。まだ小さいこどもが多く、社長の話はおかまいなしに遊ぶ子もたくさんいます。
この後スペシャルゲストとして登場したのが、DeNAランニングクラブの瀬古利彦総監督。ご存知、男子マラソンのオリンピック元日本代表で伝説のランナーです。瀬古総監督の現役時代をよく知る世代の親御さんには特に嬉しいサプライズでした。
瀬古総監督からは抽選で2家族に直筆の言葉と「足型」を贈呈。長距離選手の足は大きくて平べったくなるそうです。
この日はヒカリエ24階にあるDeNA社内カフェスペース「Sakura Cafe」もファミリーデー仕様(トップの写真)。普段は従業員同士で座っているテーブルのまわりに皆家族と座り、焼きそばやフランクフルトを食べていました。このほかにも、子どもたちが縁日のようなスーパーボールすくいや射撃を楽しみました。
そして、横浜DeNAベイスターズファンならお馴染み、横浜スタジアム名物の「みかん氷」も特別に提供!
当日はこのほかにも、DeNAが力を入れている子ども向けのプログラミング教室の体験や、森林再生活動を支援している「アファンの森」の生き物や植物の展示、DeNAが開発・運営するゲームの体験など、元アスリートのDeNAランニングクラブスタッフと交流できる遊び場(上の写真)など、当社ならではの催し物がありました。
そして、今年のノベルティは、子ども向けのDeNAロゴTシャツと子ども向けの名刺、そして「DeNA Family Day 2016」がプリントされたトートバッグ。使いやすいと評判でした。
今年で4回目となったDeNAのファミリーデー。従業員の家族が合わせて300人以上参加し、盛況に終わりました。DeNAではファミリーデーのほかに、女性社員を支援するDeNA Women's Councilなどを通じ、社員が家族と仕事を両立しながら全力で仕事ができるよう、今後も支援していきます。