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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村 信悟)のグループでヘルスケア事業を展開するDeSCヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:瀬川 翔、以下DeSCヘルスケア)は、DeSCデータベースを用いて研究を実施した京都大学 高橋 順美 先生を筆頭演者とする論文が「SLEEP誌」において、編集部がその号の注目すべき研究として選んだ論文に対してのみ執筆を依頼するEditorialに掲載されたことをお知らせします。
「Associations among nonrestorative sleep status, sleep apnea syndrome, and major adverse cardiac and cerebrovascular events: Health check-up and claims data in Japan」(非回復性睡眠および睡眠時無呼吸症候群と主要心脳血管イベントとの関連:日本における健診および保険請求データ)
筆頭著者:
京都大学大学院医学研究科 呼吸器内科学/呼吸管理睡眠制御学講座 高橋 順美 先生
Sleep Research Society (SRS)とAustralasian Sleep Association (ASA)の公式ジャーナルであるSLEEP誌に掲載された我々の論文が、同誌のEditorialで取り上げられました。ご指導いただきました京都大学大学院医学研究科の中山健夫教授、平井豊博教授、高橋由光特定教授、佐藤晋特定准教授、日本大学医学部内科学系睡眠医学・呼吸管理学講座の陳和夫特任教授はじめ共著者の先生がたに心より感謝申し上げます。
本研究では、非回復性睡眠(nonrestorative sleep: NRS)と主要な心脳血管イベント(MACCE)との関連を検証しました。NRSは特定健康診査をはじめとする健康診断(健診)で、「睡眠で休養が十分とれているか」という問診によって調査されています。本研究では、NRSが将来のMACCE発症と関連する可能性が示されました。また、追跡中に睡眠時無呼吸症候群(SAS)が新規に診断かつMACCEを発症した集団では、イベントの75.9%を心疾患(虚血性心疾患・心不全)が占めていたことがわかりました。Editorialでは、NRSが単純な質問にもかかわらず健康と深く関わっており、個人および集団における予防戦略の重要なトピックであることが強調されています。
健康日本 21の達成目標の1つに、睡眠による休養を十分とれていない者の割合の減少があります。本研究の結果は、睡眠に関する自覚症状や健診での評価を手掛かりとして、必要に応じてSASを含む睡眠関連疾患の評価・介入を行うことの意義を示唆するものと考えております。
DeSCデータベースは健康保険組合、国民健康保険、後期高齢者医療広域連合の健診とレセプトを突合し構成された大規模データです。本研究は本データの提供により実施できたものであり、DeSCヘルスケア社の皆様に深く感謝申し上げます。
DeSCデータベースを用いた研究についてこちらに掲載しています。
