メディカル・データ・ビジョンとデータ利活用で協業開始 DeNAの保険者データを提供し、分析ツール「MDV analyzer」に搭載

　株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟、以下 DeNA)子会社のDeSCヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:瀬川 翔、以下 DeSCヘルスケア)は、医療データの一元化を目指すメディカル・データ・ビジョン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎 博之、以下 MDV)とデータ利活用で協業を開始しました。MDVが提供するWeb分析ツール「MDV analyzer」にDeNAグループで利活用可能なデータを搭載しました。

　DeNAとMDVは、2022年5月に業務提携※をしており、この提携により両社で提供可能なデータ数は、約1,800万人になりました。DeSCヘルスケアが利活用を進める高齢者を含んだ保険者データと、MDVが利活用を進める診療データとを組み合わせることにより、全世代の保険者・医療機関のデータをかけ合わせた分析が可能になります。

　今後も両社の生活者・保険者・医療機関のデータやサービスをかけ合わせることで、日本全体の医療実態を踏まえた課題解決に貢献していきます。

【「MDV analyzer」とは】
製薬企業などに提供している、診療データベース分析用Webサービスです。
ユーザー自身で適応症例別の患者数や薬剤の処方日数、処方量などを容易に分析ができ、疾患名や薬剤だけでなく、手術や検査といった実際の診療行為を組み合わせた多角的な分析も可能です。
https://www.mdv.co.jp/solution/pharmaceutical/analyzer.html

※プレスリリース：DeNAとメディカル・データ・ビジョンが業務提携 協業により国内最大規模のデータベースを実現、健康増進・医療費の適正化の取組みを加速(2022年5月10日発表)