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プロダクトの価値をより明確化するために、UXに特化した専門組織「エクスペリエンス戦略室」を2019年から創設。
この組織には、人間中心設計(HCD) ※の資格を持つUXのプロフェッショナルが集まっており、新規事業責任者やプロダクトマネージャーが、社内で最初に相談に来る場所になっています。
人間中心設計(HCD)とは、「苦い経験」を減らし、「うれしい経験」をもたらすための取り組みで、製品やシステム、サービスなど広い分野で活用されています。
学生時代の文化祭や体育祭、仕事でのプロジェクトの成功、友人の結婚式ーー。
人生における感動的な場面の多くはどれも、周りの人たちと同じ体験を共有し、関係性を深めてきた過程を経て生まれます。
同じように、ユーザーにとっての感動もまた、ユーザー同士での、体験を共有やコミュニケーション、そして運営側との信頼関係のなかから生まれます。
そのような感動を継続して提供するためには、魅力的な場として絶えずサービスを成長させ続ける、運営側の努力も必要不可欠です。
大切なのは、運営側とユーザーが同じ物語を共有し、コミュニティを共に育てていくこと。そして、ユーザーの皆さんに「ここは自分たちの場」と愛着を持っていただけるように、私たちは物語のある体験づくりを目指しています。
例えば健康管理ができるアプリを長く使っていただく上で、ユーザーの皆さんが「健康のために仕方なく」という意識だと、なかなか長続きはしません。
そこで私たちは、ゲーム事業で培ったノウハウを活かして、楽しみながら物事に取り組める「ゲーミフィーケーション」の仕組みを活かしたサービスづくりにも力を入れています。
20年以上の歴史で培ってきたデータ分析力、高速PDCA、大規模システム運用のノウハウを活かして、ユーザーをポジティブにつなぎとめる仕組みをつくりながら、私たちは日々サービスを成長させています。
AIを自在に駆使しながら世界に通用する新しいDelightを提供し続ける、これはDeNAが掲げるビジョンです。
Kaggleの豊富な実績を持つデータサイエンティストをはじめ、動画像処理、音声生成、強化学習、自然言語処理などに高い専門性を持つAI技術のスペシャリストが多く在籍します。このAIスペシャリストと、機械学習の基盤を支えるエンジニア、情報設計しビジュアライズするデザイナー、ビジネスとデータをつなぐアナリストなど、多くのメンバーが連携することで、AI技術の検証からシステム開発、サービス運用まで、一気通貫のモノづくりを「One Team」で担っています。