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株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:南場智子、以下、DeNA)は、挑戦者を支援し続けるプログラム 「DeNA Startup Loop」の第二弾として、「ファーストチェック・プログラム」を2026年10月より開始します。
本プログラムでは、DeNAに2年以上在籍した社員がスタートアップを起業するために退職する際、DeNAが有限責任組合員(リミテッド・パートナー)として参加するファンド「デライト・ベンチャーズ・ビルダー3号ファンド(以下、DVB)」 が創業者の挑戦を後押しするため、その社員が創業者として設立する会社に500万円を出資するプログラムです。

DeNAは、挑戦を最も大切にする「永久ベンチャー」として、Delightの創造に挑戦する者を支援し、その成果を次の挑戦へと還元する「Delight創造エコシステム」の形成を目指しています。その一環として挑戦の機会提供から、その成果への還元、そして再挑戦までを一つの循環としてつなぐ、挑戦支援プログラム「DeNA Startup Loop」を開始しました。第一弾の「コーポレート・スタートアップ・プログラム(https://dena.com/jp/news/5437/)」が「社内で挑戦する人に報いる仕組み」であったのに対し、第二弾となる本プログラムはDeNAを離れて社外でスタートアップを起業する道を選んだ社員の、最初の一歩を後押しする仕組みです。挑戦の場が社内か社外かを問わず、DeNAは挑戦する人を支援していきます。
スタートアップの現場では、創業初期の資金調達や信頼できる最初の出資者の獲得が大きな壁となります。DeNAが「最初の出資者(First Believer)」となることでこうしたハードルを下げ、社外へ飛び出す挑戦者の最初の一歩を後押しします。
本プログラムは、退職してゼロからスタートアップに挑戦する人を対象としています。対象者本人が事業構想書を添えてDeNAに応募し、DeNAが適用条件を確認したうえでDVBに推薦します。DVBが出資の可否を決定し、会社設立後に新会社に対し、500万円の出資を実行します。出資後は、DVBが定期的なレポーティングを受け、各事業の進捗状況に応じた支援や追加投資実行などを行います。
米国では、スタートアップの創業者に対して最初に行う出資のことを「ファースト・チェック」と呼び、プログラム名もそこに由来しています。契約には、スタートアップ先進国で広く活用されている「SAFE」や、日本で定着している「J-KISS」をベースとし、評価額の上限(Cap)を設けない契約形態(Uncapped)を採用します。
SAFE・J-KISSは、出資時点では株式を発行せず、次回の本格的な資金調達時の条件に応じて株式に転換する仕組みです。評価額の上限を設定しないことで、出資時点での過度な持分希釈化を抑え、創業者のその後の経営判断や資金調達の自由度を損なわない設計としています。500万円という金額も、事業の立ち上げに必要な資金を提供しつつ、将来の資金調達の柔軟性を保つための水準として設定しています。
出資にあたっては、事業計画の優劣で選考するのではなく、DeNAに2年以上在籍し、スタートアップの起業のために退職するという条件を満たす社員を支援します。これまで長く一緒に働いてきた創業者本人を信頼して出資する、という考え方です。在職中の副業や事前準備ではなく、退職してゼロからスタートアップに挑戦する人を対象としています。
DeNAはこれまで社員の起業を後押しし、上場に至るまでに成長したケースも複数出てきました。デライト・ベンチャーズを通じて起業した例では、「AI社長」を展開する株式会社THAが、DeNAグループのDeNA AI Linkとの協業に至り、その技術はエンタープライズ向けサービスとしてDeNAの事業としても育っています。こうした起業家は、DVBにとっても有望な投資先であり、DeNA出身の起業家が社外で活躍するほど、DeNAを取り巻くエコシステムは発展していきます。スタートアップの起業のために退職する社員に、企業自らが最初の出資を行う制度は、上場企業ではほとんど例がありません。DeNAは、こうした仕組みを整備することで、挑戦する人を後押しし続けます。なお、本プログラムの開始に先立ち、第1号の対象者が既に内定しています。
DeNAにとっても、本プログラムを通じて社外に送り出した挑戦者との関係を保ち続けることには意味があります。退職後も挑戦を続けるアルムナイとのつながりは、将来の事業連携や協業の可能性にもつながっていくと考えています。挑戦者を増やし、その挑戦を支え続けることを通じて、「Delight創造エコシステム(https://dena.com/jp/company/policy/)」の実現を目指します。
「DeNA Startup Loop」は、今後も、挑戦を後押しする様々なプログラムを発表予定です。社内外での挑戦に適切に支援し報いる仕組みを整備・発信することで、日本における新規事業創出およびイノベーション活性化にも寄与してまいります。
デライト・ベンチャーズ・ビルダーファンドは、創業期〜シード期のスタートアップに特化したファンドです。「Vertical Shift」「Momentum Shift」「US Cross-border」を重点投資領域とし、事業開発支援と投資を統合したアプローチで、産業特化課題の解決、新たな文化・産業の創出、グローバル展開に取り組む起業家を支援します。
デライト・ベンチャーズが運営する「デライト・ベンチャーズ・ビルダー3号」は、DeNAが有限責任組合員(リミテッド・パートナー)として参画する50億円規模のファンドです。詳細はhttps://builder.delight-ventures.com/